圏央道、坂東IC/常総ICと一部IC間で誤請求約7000件、対象利用者に返金へ

2月26日に開通した直後の常総IC

　NEXCO東日本（東日本高速道路）は6月9日、2月26日に開通した圏央道 坂東IC（インターチェンジ）ならびに常総ICと、特定IC間を利用した場合の一部で誤請求があったことを発表した。利用者を調査のうえ、返金する。

　これは、圏央道と直結する高速道路との乗り入れで適用される旧圏央道連続利用割引が正しく反映されていなかったもの。例えば常総IC～清水IC間を平日に普通車で走行した場合、正しくは6870円となるが、実際には6950円が請求されていた。首都高経由で走行した場合は対象外となる。

　対象となる走行期間は2月26日～5月31日。特大車は適正な料金が適用されており、普通車、軽自動車等、中型車、大型車が対象となる。件数は約7000件、総額約35万円となる見込み。ETCクレジットカードの場合はクレジットカード会社を通じて返金、ETCマイレージサービス還元額や平日朝夕割引の還元額を利用した場合は差額をマイレージサービス還元額に払い戻す。コーポレートカードの場合は請求金額から差額調整する。

　対象ICなどはNEXCO東日本が発表しているお知らせ（PDF）を参照されたい。