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JAL、2017年度の国際線ファーストクラス/ビジネスクラスで提供するシャンパン、ワイン、日本酒のセレクション発表
人気の「獺祭」や高級シャンパン「サロン 2006」など
2017年3月2日 17:36
- 2017年2月28日 発表
JAL(日本航空)は、2017年度の国際線ファーストクラス/ビジネスクラスで提供するシャンパン、ワイン、日本酒のセレクションを発表した。機内での提供は3月から。
JALは、銀座レカンのシェフソムリエなどの経歴をもつ大越基裕氏をアドバイザーに迎え、ソムリエ資格を有するCA(客室乗務員)とともに、機内で提供するワイン・日本酒類の選定を進めてた。
品質にこだわり、日本酒は全国各地から厳選し、注目銘酒から入手困難な希少酒まで、旬の銘柄を取り揃えたという。ワインは欧州のみならず日本産ワインを含む世界各国のワインを積極的に採用している。
2017年度のJAL国際線で提供する日本酒セレクション
ビジネスクラスで提供される「勝山 純米吟醸 献」は、世界最大規模の市販酒鑑評会「SAKE COMPETITION」の純米吟醸部門において2015年、2016年と2年連続で1位を獲得した銘柄。穏やかできれいな香りに、なめらかな飲み心地とふくよかな米の旨味が、洗練された調和を構築しており、素材感を大切にしたい料理と相性がよいという。
2017年度のJAL国際線で提供するシャンパン・ワインセレクション
ファーストクラスで提供される「平川敦雄ケルナー 2013」は、北海道余市産ケルナーを100%使用した白ワイン。健全なブドウの粒のみを仕込みに使うために、ピンセットで選粒するなどこだわりが詰まった逸品。フレッシュな風味があり、しっかりとした酸味が特徴という。
欧州/バンコク/シドニー線のファーストクラスで提供される「KUSUDA Martinborough Syrah 2014」は、英国の「Business Traveller」が主宰する機内ワインのコンペティション「Cellars in the Sky AWARDS 2016」のファーストクラス赤ワイン部門において 2013ヴィンテージが金賞を受賞したというもの。2014年は天候に恵まれ、ブドウの生育が非常に早かった年で、シラーには好条件が整い、糖度が上がり過ぎない範囲できれいに熟した結果、2013ヴィンテージより白コショウ系のスパイシーさが減り、黒・紫の果実の風味が前面に出たエレガントなワインに仕上がったとのこと。
「Tiano & Nareno 2013」は、アルゼンチンのメンドーサという有名なワイン産地の赤ワイン。ニューワールド、アルゼンチン産の常識を覆すような、究極のエレガンスを表現。一般生産は880本のマグナムボトルのみのところ、、JALのファーストクラス用に通常サイズのボトルを少量のみ特別に用意したという。