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ボージョレー ヌーヴォー解禁。JALは羽田空港の112番搭乗口で振る舞い新酒

「すごい、美味しい」と、旅行客に好評

2016年11月17日0時 解禁

JALは羽田空港 112番搭乗口付近で、解禁日時に合わせボージョレー ヌーヴォーを振る舞った

 11月17日午前0時、この日が11月の第3木曜日となることからボージョレー ヌーヴォーが解禁となった。JAL(日本航空)はボージョレー ヌーヴォーをこの解禁日時に、羽田空港国際線ターミナル112番搭乗口から1時30分に出発する羽田~ホーチミン便(JL79便)の搭乗待ち客のほか、付近を通りかかる多くの旅行客に無償提供した。

 無償提供されたボージョレー ヌーヴォーは、フランス国内の1500個所以上のレストランで採用され、世界40カ国以上に出荷されている1882年創業の「ピエール・フェロー」のもので、2016年のボージョレー ヌーヴォーは「酸ときれいな果実味、そして味わいの深さのバランスが素晴らしく、繊細でエレガントな味わい」と評価されているという。

 17日午前0時過ぎから提供されたボージョレー ヌーヴォーは、JL79便の搭乗待ち客はもちろん、たまたま112番搭乗口付近を通りがかった旅行客にも好評で、多くの人がボージョレー ヌーヴォーを手に取り、2016年の新酒を楽しんでいた。

ボージョレー ヌーヴォー提供を行なったJALスタッフ。2016年入社の新人複数名も参加とのこと。ヌーヴォー(新しい)と関連があるのか不明
搭乗口では飲みやすく割れないプラスチックワイングラスを使用
解禁後、JALスタッフが続々ボージョレー ヌーヴォーを準備していく
ボージョレー ヌーヴォー提供個所付近にあった説明ポスター。羽田空港国際線ターミナルのため、英語と日本語を用意

 JALスタッフによると、JL79便が満席のため搭乗客が多く、また昨年同様にボージョレー ヌーヴォーを無償提供した114番搭乗口より112番搭乗口付近のほうが人通りが多いことから、昨年より多くの人がボージョレー ヌーヴォーを手に取ってくれているとのこと。ボージョレー ヌーヴォーを楽しんだ数名に感想を聞いたところ、「すごい、美味しい」「軽くて、美味しい」などの言葉を聞くことができた。

2016年は112番搭乗口付近で実施
次々にボージョレー ヌーヴォーが手渡されていく
女性にも人気
通りがかりの外国人旅行客も立ち寄り。「オオー、ヌーヴォー」と喜びの声でボージョレー ヌーヴォーを飲み、「ぜんぜん問題ないね」と日本語で感想を語っていた

 搭乗口での無償提供はこのJL79便のみとなるが、JALはこのボージョレー ヌーヴォーを11月17日限定で機内サービス。対象となる路線は、日本発着のシカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、ダラス・フォートワース、バンクーバー、サンフランシスコ、ホノルル、ロンドン、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シドニー、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、デリー、マニラ、ハノイ、ホーチミン、バンコク、香港線のファーストクラス、ビジネスクラスになる。

 また、同じく11月17日限定で下記のラウンジにおいてもボージョレー ヌーヴォーを提供する。

ボージョレー ヌーヴォー

成田空港(国際線ファーストクラスラウンジ、サクララウンジ)
羽田空港(国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジ、サクララウンジ/国際線ファーストクラスラウンジ、サクララウンジ)
関西空港(国内線サクララウンジ/国際線サクララウンジ)
伊丹空港(国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジ、サクララウンジ)
中部空港(国際線サクララウンジ)
福岡空港(国内線サクララウンジ)
新千歳空港(国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジ、サクララウンジ)

 そのほか、パンの製造工程において水をボージョレー ヌーヴォーに替えて特別に作り上げたメゾンカイザーによるJALオリジナルパン「PAIN AU BEAUJOLAIS(パン・オ・ボージョレー)」も11月17日限定で提供を開始した。

 機内サービスとして提供するのは、東京(成田・羽田)発のシカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、ダラス・フォートワース、バンクーバー、サンフランシスコ、ホノルル、ロンドン、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シドニー、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、デリー、マニラ、ハノイ、ホーチミン、バンコク、香港線のビジネスクラス。洋食コースのパンのひとつとして提供される。

ラウンジで提供されたボージョレー ヌーヴォーとパン・オ・ボージョレー

 パン・オ・ボージョレーについても、11月17日限定でラウンジサービスを実施。「深まりゆく秋にワインとのマリアージュ(組み合わせ)をお試しください」としている。

パン・オ・ボージョレー

成田空港(国際線ファーストクラスラウンジ)
羽田空港(国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジ/国際線ファーストクラスラウンジ)

 なくなり次第終了するとのことなので、ラウンジを利用する際は積極的に確認してほしい。