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JAL、受験生応援フライトを福岡空港で実施。「ポテトチップス合格する梅(ばい)梅肉みそ味」を配布
“受験生優先搭乗”や“サクラ”ラウンジ制服で応援
2017年2月24日 18:44
JAL(日本航空)は、受験シーズンを受けて、遠方へ移動する受験生を応援するための「受験生応援フライト」を企画・実施した。福岡空港から羽田空港へ向かう便に搭乗した受験生を見送った出発式の模様をお届けする。
今回の受験生応援フライトは、地元の福岡県立福岡農業高等学校・食品科学科梅研究班と、カルビー株式会社が共同で開発、販売していたポテトチップスが配布された。
このポテトチップスは、2016年12月に販売を開始し1月末まで販売。地元太宰府で採れた梅をペーストにし、粉末状にしたものと肉味噌を組み合わせたフレーバーとなっている。商品名は「ポテトチップス合格する梅(ばい)梅肉みそ味」。
昨年夏、JALと教育連携協定を提携している日本経済大学が主催する「高校生ビジネスプランコンテスト」で、福岡農業高等学校が太宰府市の梅を発信していく取り組みを発表し優秀賞を受賞、九州地区支配人もその場に出席していたことから、今回の配布につながった。
さまざまな「桜」と博多弁の特別アナウンスで受験生を応援
受験生応援フライトに際し、特別アナウンスを担当したのは福岡空港支店の田中“桜”さん。
「受験生の皆さまには、日本航空スタッフが心を込めて手作りいたしました特製のお守りをカウンターでお渡ししております。このお守りは日本一早く咲く琉球寒緋桜の押し花を入れてお渡ししております。まだお守りを受け取っていない受験生の方がいらっしゃいましたら、ご遠慮なく搭乗口係員へお声がけください。
日本航空は頑張る受験生を応援しとうばい。皆さまの夢が叶うと信じとうよ。頑張ってきんしゃい」と、いつもとは一味違う博多弁での搭乗アナウンスが流れた。
ゲートの奥では、“サクラ”ラウンジの制服を着用したスタッフが、一般の搭乗客にクリアファイルを配布。JAL310便は375名の満席搭乗となっており、多くのビジネスマンに混じり受験生の一団も応援を受けて機内へと向かっていった。搭乗ゲートの奥にはグランドスタッフが「夢に向かって頑張る皆さまを応援します」と書かれた横断幕も持ち、搭乗客に声をかける。
福岡空港国内線チェックインカウンターで受験生に配布される特製アイテムは3種類。手荷物タグ、琉球寒緋桜の押花入りお守り、「合格行き」と書かれたJAL59(ごうかく)便の特製搭乗券がJAL福岡空港支店のスタッフによって手作りされた。限定につき、無くなり次第配布は終了する。配布期間は3月3日までとなっている。
すべての搭乗客が機内へと進んだのちには、福岡空港支店のスタッフと、報道陣がランプエリアに移動し、プッシュバックから離陸までを見送った。
JALを利用して試験に向かう受験生は、チェックインカウンターでこれらの特製アイテムをゲットして、受験に望んでいただきたい。
JAL福岡空港支店の田中桜さんは、「何週間か前にお話をいただきまして、とても光栄です。同時にしっかりと責任を果たさなければという緊張感もありました。文面が決まったのはけっこうギリギリでした。食品科学科梅研究班の方々の紹介ですとか、受験生の皆さまに頑張っていただきたい、という思いも込めてアナウンスをしましたので、いつもとは違う緊張感がありました」とコメントした。