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JALのジャズ・ビッグバンド「シルバーウイングス」が羽田空港のクリスマスイベントで演奏

歴史あるバンドの演奏が観客を魅了、1964年結成

2016年12月24日 実施

 日本航空(JAL)は、2016年12月24日に羽田空港でクリスマスイベントを実施、羽田空港国内線第1旅客ターミナルでは、ジャズバンド「シルバーウイングス(Silver Wings)」による演奏が行なわれた。

 シルバーウイングスは1964年に羽田で結成され、現在は成田地区の社員、OBが中心となって活動を行なっており、空港内のイベントはもちろん、成田地区の空港以外の地域イベント等でも演奏している。

クリスマスムードたっぷりな曲から、ジャズのスタンダードまでを堪能

ジャズ・ビッグバンド「シルバーウイングス」の演奏

 羽田空港国内線第1旅客ターミナル2階の中央部にある吹き抜けでは、13時30分より演奏開始。今回のクリスマスイベントで披露された曲は、「A BIG BAND CHRISTMAS(ジングルベル)」「星に願いを」「All of Me(ボーカル)」「Sweet Memories(ボーカル)」「On the Sunny Side of the Street(ボーカル)」「BLUES BACKSTAGE」の6曲。シルバーウイングスのプレイヤーはいずれも演奏を楽しんでいる様子で、楽しさが観客にも伝わってくる印象を受けた。

シルバーウイングスのプレイヤーたち

 メンバーの大谷木さんに、シルバーウイングスに加入したきっかけを聞くと「入社時の先輩がシルバーウイングスに参加していたことや、自身も学生の頃にバンドに入っていたこともあり加入させていただきました」と答え、「成田地区の社員やOB中心なのですが、土日休みの社員もいればシフト制の社員もいて、練習のスケジュール調整などはたいへん。本番のときに、はじめて全員が揃ったこともありました」と苦労があった様子。

 今後については、「シルバーウイングスはもともと羽田で始まった活動なので、今日は羽田で演奏できたことがうれしい。いつかは海外でも演奏してみたい」との希望を語った。

ジャズ好きなら思わず肩を揺らしてしまいそうな楽曲もあり、多くの観客が集まった