JALミュージックベル隊「JALベルスター 2015」が羽田空港でクリスマスソング演奏

JALミュージックベル隊「JALベルスター 2015」。入社1～3年目のCA有志8人で構成

　JAL（日本航空）は12月24日、CA（客室乗務員）の入社1年目から3年目までの有志8人で構成される、ハンドベルによるミュージックベル演奏隊「JALベルスター 2015」による演奏会を、羽田空港で開催した。

　JALベルスターによるクリスマス時期の演奏会は毎年恒例となっており、2015年で21年目を迎える。24日の演奏会は、羽田空港国内線第2旅客ターミナル5階のフライトデッキトーキョーと、羽田空港国内線第1旅客ターミナル2階のフェスティバルコート、羽田空港国際線ターミナル4階の江戸舞台において開催された。

　演奏は、JAL機内などで流されるJALオリジナルソング「I Will Be There With You」から始まり、「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」「恋人たちのクリスマス（All I Want for Christmas is You）」などのクリスマスソング、「星に願いを」「小さな世界（It's a Small World）」などのディズニーソング、「JALがんばれ！ニッポン！キャンペーン」などで公式キャラクターを務める嵐の楽曲「果てない空」「OneLove」を演奏。最後にクリスマスらしく、「サンタが街にやってくる（Santa Claus is Coming to Town）」を元気よく演奏し、全9曲の演奏会が終了した。

　国際線ターミナル江戸舞台での演奏会では、演奏終了後に観客からアンコールの声がかかり、JALベルスターが最も好きだという「OneLove」と「サンタが街にやってくる」を再度演奏した。

　JALベルスター 2015のリーダーは、入社2年目の木藤咲月さんで、2年連続でのJALベルスター参加。木藤さんによると、2カ月ほど前から、業務の合間を縫ってメンバーが集合し練習を重ねてきたという。また、2015年は演奏する楽曲をメンバー自身が音にこだわってアレンジし、楽譜作りが難しかったそうだが、「練習の集大成を発揮して、100点満点の演奏ができました」と、満足のいく演奏ができたと語った。

12月24日の3回目の演奏は、羽田空港国際線ターミナルの江戸舞台で行われ、多くの来場者が集まった

手作りのPOP

　演奏会では、登場直後こそメンバーのやや緊張した面持ちも見られたが、演奏が始まると終始笑顔で息の合ったハンドベルの清らかな音を奏で、会場に集まった観客から盛大な拍手を受けていた。

　なお、JALベルスター 2015の演奏会は、12月25日にも開催予定。開始時刻と場所は、11時から羽田空港国内線第2旅客ターミナル5階のフライトデッキトーキョー、15時から羽田空港国内線第1旅客ターミナル2階のフェスティバルコートとなる。