ニュース

バニラエアが新路線記念メニュー、スポンジ・ボブづくしのスイーツを召し上がれ

「スポンジ・ボブとバニラエアのHappy Travel Café」を開設

2016年11月16日~2017年1月15日 期間限定オープン

 バニラエアは11月16日より2017年1月15日まで、バイキング形式で食事が楽しめるカフェレストラン「スイーツパラダイス ららぽーとTokyo-Bay店」にてアニメーション“スポンジ・ボブ”とのコラボレーションカフェ「スポンジ・ボブとバニラエアのHappy Travel Café」をオープン中だ。

 バニラエアの就航地をモチーフにしたスペシャルメニューを用意し、主人公の海綿くんこと「スポンジ・ボブ」のキュートさ全開のスイーツやメインディッシュ、ドリンクを提供している。新路線発売を記念した新メニューの登場に合わせ、12月14日にメニューや店舗の様子が報道公開されたのでレポートする。

“Happy Travel”がテーマのコラボレーションカフェ

 2015年4月より「スポンジ・ボブ」とのコラボは、合言葉を“Be Happy with SpongeBob!”として“旅を通じ、仕事も余暇も目いっぱい楽しむ、Happy指数の高いライフスタイル”を提案中だ。現在「スイーツパラダイス ららぽーとTokyo-Bay店」にて、通常のバイキング料金(大人1530円、子供830円、3歳以下無料)にプラス570円でバニラエアとスポンジ・ボブのコラボメニュー1品とドリンク1杯を提供している。なお、追加オーダーの場合は1品500円となる。

 店内はコラボメニュー提供に合わせ、スポンジ・ボブで華やかにデコレーション。バニラエアのデザインパターンと同じバニライエロー、そしてスカイブルーがいたるところに。また、ソファーや仕切りをはじめ、さまざまな場所にスポンジ・ボブのモチーフもたっぷり。ファミリー、カップル、友人同士、もちろん一人で行っても目の前の席に特大ぬいぐるみが座ってくれるためワクワクした楽しい気分になれる。

「スポンジ・ボブとバニラエアのHappy Travel Café」を開催中の「スイーツパラダイス ららぽーとTokyo-Bay店」
店内はスポンジ・ボブ&バニラエアムード一色に!
大小のスポンジ・ボブのぬいぐるみがちょこんと置かれている
たとえ一人でもふわふわのスポンジ・ボブが一緒に座ってくれるので楽しい

 壁には、パイロットやCA(客室乗務員)に扮したスポンジ・ボブや、アニメーションに登場する大親友のヒトデ「パトリック」に、スポンジ・ボブが働くバーガー店カニカーニのオーナー「カーニさん」、冒険付きのリスの女の子「サンディ」をはじめ、おなじみの仲間たちも集合。大好きなキャラクターとともに美味しい時間を一緒に過ごすことができる。

 また、就航地の「沖縄」「ベトナム」「台湾」「札幌」などをイメージしたスペシャルアートや、チェックインカウンターがある成田国際空港第3ターミナルのイラストも壁いっぱいに飾られている。

大親友のパトリックや、海の仲間たちも発見!
パイロット姿のスポンジ・ボブをじっくり見ることができるのはココだけ
バニラエアが発着する成田国際空港第3ターミナルのイラストも
就航先をイメージしたアートもデコレーション

 今回のコラボカフェのテーマは“Happy Travel”。スイーツやドリンクを味わいながら過ごす楽しいひとときに、旅のエッセンスを加え楽しい空間を演出している。パイロットやCAに扮したスポンジ・ボブの姿もあちこちに。また、テーブルには、付けるだけでパイロットなどに変身できるスペシャル紙エプロンも用意。子供はもちろん大人も楽しめる仕様だ。

 なお、ランチョンシートには、コラボアートとともに成田国際空港までのアクセスや、就航地までの運賃などをプリント。スイーツを楽しみながら「旅行に行きたいね!」と話題になるように工夫がされていた。また、コラボメニューをオーダーすると限定ステッカーもプレゼント。成田国際空港第3ターミナルをバックに凛々しいパイロット姿のスポンジ・ボブや、ノンラーを被りつつ、ティータイムを楽しむスポンジ・ボブなど全6種類。どれがプレゼントされるかは当日のお楽しみだ。

エプロンはパイロット、CAの2種類
ランチョンシートにはコラボアートと成田国際空港へのアクセスや、各就航先への価格などが描かれている
ペタリと貼るだけでスポンジ・ボブの元気がもらえそうな限定ステッカーは全6種類

みんなでシェアが合言葉! 新メニューは函館・大阪をイメージしたミニシュープレート

「スポンジ・ボブとバニラエアのHappy Travel Café」で味わえる就航先メニューは、12月15日からの新メニューが加わり全8品。フード&デザート5品。ドリンク3品となっている。

 それぞれ、フード&デザートが「スポンジ・ボブのチーズグラタン~札幌の雪遊び~」「スポンジ・ボブのフルーツカレー~港町、高雄でサンセット~」「スポンジ・ボブのトロピカルウベアイス~セブは南国パラダイス~」「スポンジ・ボブのエッグタルト~香港でスイーツパーティー~」。そして、新規路線就航記念メニューが「スポンジ・ボブのシュークリームパラダイス~みんなで仲良くシェアしよう~」となっている。

「スポンジ・ボブのチーズグラタン~札幌の雪遊び~」は、濃厚チーズを使ったグラタンで寒い冬にホッとできる美味しさ。北海道ということで乳製品を使ったメニューにしたとのこと。グラタンの横にはトロッとしたチーズを載せたバケットも付いている。

「スポンジ・ボブのチーズグラタン~札幌の雪遊び~」

 そして、「スポンジ・ボブのフルーツカレー~港町、高雄でサンセット~」はフルーツ王国台湾でも特にフルーツが美味しい高雄エリアをイメージした甘めのカレー。フルーツソースをルーにふんだんに使い、子供でもパクパクと完食できる優しい風味。

「スポンジ・ボブのフルーツカレー~港町、高雄でサンセット~」

「スポンジ・ボブの野菜たっぷり生春巻き~ベトナムののどかな風景~」はベトナムと言えば、生春巻きをフィーチャー。レタスとアボガドを巻いたサラダ感覚のさっぱりとした一品。12月7日までの期間限定のため現在は提供はされていない。

「スポンジ・ボブの野菜たっぷり生春巻き~ベトナムののどかな風景~」

 デザート系は、「スポンジ・ボブのエッグタルト~香港でスイーツパーティー~」から紹介。台湾名物のエッグタルトをメインにバニラアイスにキャラメルソースをたっぷり。フルーツも添えて華やかな一皿に。

「スポンジ・ボブのエッグタルト~香港でスイーツパーティー~」

「スポンジ・ボブのトロピカルウベアイス~セブは南国パラダイス~」はフィリピンでウベと呼ばれている紅山芋を使ったアイスがポイント。もったりまろやかな味わいで、フルーツソースと絡んでバケーション気分を盛り上げてくれる。鮮やかな紫色も美しい。2016年12月25日に就航するセブをイメージしたデザートだ。

「スポンジ・ボブのトロピカルウベアイス~セブは南国パラダイス~」

 そして新メニューの「スポンジ・ボブのシュークリームパラダイス~みんなで仲良くシェアしよう~」。新規3路線をイメージしており、カスタード入りのプチシューに函館の雪をイメージした粉砂糖をオン。そして大阪はたこ焼き風と鰹節風にチョコレートをデコレーション。青のり風のパウダーも見所だ。周りの星はチョコレートとなっている。

 新メニューはコラボカフェのテーマ“Happy Travel”を体現した一品で、ミニシューを旅の話をしながらシェアしてほしいという思いも込められている。大豆のペーパーは、スイーツパラダイス独自の技術でスポンジ・ボブ柄にしているとのことなので、すべて食べることができる。

「スポンジ・ボブのシュークリームパラダイス~みんなで仲良くシェアしよう~」

 そして、南国気分たっぷりのドリンクにも注目。「スポンジ・ボブのタピオカミルクティー~台北でバブルダンシング~」「スポンジ・ボブのブルーソーダ~奄美大島の海物語~」「スポンジ・ボブのトロピカルパインジュース~沖縄でハッピーホリデー~」とサブタイトルもキュートな3杯となっている。

「スポンジ・ボブのタピオカミルクティー~台北でバブルダンシング~」は、台湾旅行で必ず飲みたく人気の一杯。タピオカとほんのり甘いミルクティーがベストマッチで旅気分をアップしてくれる。

「スポンジ・ボブのブルーソーダ~奄美大島の海物語~」は奄美大島周辺の美しいサンゴ礁をカラータピオカで表現。グラスの中をカラフルに彩っている。シュワっと炭酸でリフレッシュも。さらに、「スポンジ・ボブのトロピカルパインジュース~沖縄でハッピーホリデー~」は子供が楽しめるようにとラインナップ。日傘がちょこんと乗っかり南国気分満載だ。

左から、「スポンジ・ボブのタピオカミルクティー~台北でバブルダンシング~」、「スポンジ・ボブのブルーソーダ~奄美大島の海物語~」、「スポンジ・ボブのトロピカルパインジュース~沖縄でハッピーホリデー~」

 友人や家族とスイーツを頬張りながら旅行の相談をしたり、華やかなデコレーションたっぷりの店内でスポンジ・ボブと一緒に一時の旅気分を味わえる「スポンジ・ボブとバニラエアのHappy Travel Café」。旅の計画がまとまったら、バニラエアで国内・海外線を早速予約、成田国際空港出発でサクッと週末旅行から長期旅行まで楽しんでみてはいかがだろう。

コラボのきっかけは、旅とカフェは親和性が非常に高いこと

 発表会にはバニラ・エア 代表取締役社長の五島勝也氏が出席。今回のコラボについて「旅とカフェは親和性が非常に高いと考えております。旅先でちょっと休憩をしたり、また普段の生活でも旅行に行きたいなと親しい方たちと話が盛り上がる場所だと。我々は成田国際空港をベースに就航するLCC、スイーツやメニューを味わった方々にバニラエアを知っていただき、乗って旅立とうと思っていただけるようにと、この企画が始まりました」と冒頭でコラボレーションのきっかけを紹介した。

バニラ・エア株式会社代表取締役社長の五島勝也氏

 さらに「ららぽーとTokyo-Bayはファミリー層、学生さんをはじめ多くの方々がいらっしゃいますが、成田国際空港へとても行きやすい場所。成田から旅行に行きましょうとアピールできる部分もあります」とこの場所が選ばれた理由も説明した。

 新たな就航地についても「国内線に、成田~函館線と成田~関空線、関空~函館線を追加いたします。12月8日より発売中で、約2年7カ月ぶりの成田~奄美大島線以来となり、かつ、函館空港にLCCとして就航するのが、バニラエアが初、ということで期待も非常にしております」と話した。

 新就航地の魅力に関しては、「函館は歴史があり、異国情緒のある街、海鮮グルメなど食文化も含め非常に発達した土地だと認識しています。また、大阪も大型テーマパークが近くにありニーズのある路線だと思っています。朝夕の旅行しやすい時間帯で、リーズナブルな価格ですので、ぜひお出かけください」と語った。

 なお、今回の就航に関する地元からの反応については「非常に期待しているとの声を多くいただいています。函館はたくさんの観光客が訪れる場所のため、LCCが飛ぶということで海外からのお客さまもさらにご案内できたらと。また、土地柄、大学も多く学生さんの帰省にも使えると2つの声をよく聞きます。観光路線として、また“足”としても使えるのではと思います。さらに鉄道と合わせて、インバウンド対策としてもお役に立てればと思います。短い週末を使って気軽に行って帰ってこれる部分が飛行機の最大の魅力。思い立ったらすぐに行ける。それが実現できます」と話した。

成田国際空港株式会社 営業部門エアライン営業部長 飯嶋康弘氏

 発表会には、コラボカフェに協賛する成田国際空港の営業部門エアライン営業部長 飯嶋康弘氏も同席。「(ららぽーとTokyo-Bayがある)船橋は、成田国際空港と羽田空港の中間点ですが、鉄道やクルマのアクセスに関しては成田国際空港の方へ早くアクセスできるエリアです。先日、バニラエアを含めLCC3社と国内就航自治体の関係者が一同に集まり成田国際空港からのLCC利用促進イベントを住民の方々向けに実施したばかり。人口の多いこの地域は大きなマーケットとして認識しています。

 現在107都市と路線を結び、海外のネットワークの多さが売りの成田国際空港ですが、これに加えて国内路線のネットワークの強化にも取り組んでいます。成田国際空港から日本各地に飛ぶなかで、函館行きの便は初めてであり、今回の就航により北は函館、札幌。南は奄美まで国内で主要な18都市とつながることを大変うれしく思っています。なお、コラボカフェではランチョンマットに成田国際空港へのアクセスが書かれていますので、そちらもチェックして頂けたらと。これからは海外旅行だけではなく、“国内旅行も成田国際空港から”ということでバニラエアを含めLCCで、成田から出発、旅を楽しんでいただきたいです」と挨拶した。

カフェのテーブルをイメージしたボードで新路線をアピール

 バニラエアは2017年2月19日に成田~函館線に就航。2017年3月18日からは関空~函館線に新規就航する。また、2017年2月18日には成田~関空線にも就航する予定で、各航空券は発売中となっている。

 片道運賃は2種類あり、20kgまでの手荷物の預け入れが無料のサービス付きの「コミコミバニラ」が成田~函館線で6990円から、関空~函館線は7890円から、成田~関空線が4650円からとなる。また、最安運賃の「シンプルバニラ」の場合は、成田~函館線が4990円から、関空~函館線が5890円から。そして成田~関空線が3650円からとなっている。