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JAL、国内線全機材が新仕様「JAL SKY NEXT」化を完了
77機目の最終改修機が運航開始、11月25日の那覇~羽田便から
2016年11月25日 19:19
- 2016年11月25日 運航
JAL(日本航空)は、2014年5月より新仕様機材「JAL SKY NEXT」を国内線に順次投入していたが、最終となる77機目のJAL SKY NEXT改修を完了し、2016年11月25日より運航を開始した。これにより、国内線全機材がJAL SKY NEXT仕様となった。
JAL SKY NEXT機材は、新型シートの採用と、機内Wi-Fiの採用が大きな柱となっている。新型シートは、不要な部分をそぎ落としてスリム化することで、従来よりもひざわまりのスペースを最大約5cm拡大。なめらかな肌触りの本革シートの採用や、座面の形状を工夫してホールド性を高めることなどで座り心地も高めている。
クラスJ座席も刷新されており、普通席同様に本革仕様となった。シートピッチは従来同様の97cmとなっており、普通席よりもゆとりのある空間を実現している。
また、JAL SKY NEXT機材では機内Wi-Fiも完備。スマートフォンやタブレット、PCなどをWi-Fiで接続し、インターネットにアクセスしたり、機内エンタテイメントサービスを利用したりできる。機内エンタテイメントサービスでは、人気テレビ番組や日本各地の観光情報などを無料で楽しめる。また、インターネット接続サービスは30分間400円からの有料で提供される。なお、インターネット接続サービスは2017年3月31日まで15分間無料で接続できるキャンペーンが実施されているので、気軽に試すことができる。
JAL SKY NEXT仕様を導入した初の機材は、ボーイング 777-200型機(JA007D)で、2014年5月28日の羽田~福岡便から運航を開始した。
今回、改修を完了したJAL SKY NEXT機は、ボーイング 737-800型機(JA345J)。この機材は2016年10月30日より整備を兼ねて改修作業に入り、26日間を要して整備とJAL SKY NEXT改修を完了。2016年11月25日の那覇~羽田線のJL996便から改修後の運航を開始。JL996便は、11時37分に那覇空港を出発し、定刻の13時45分に羽田空港に到着した。
今回、JL996便として運航されたJA345Jの機内を撮影できたので、改修直後の真新しいJAL SKY NEXTの様子を写真で紹介する。