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京成電鉄、スカイライナー増発など成田空港アクセスを改善する11月19日ダイヤ改正

アクセス特急も増発、始発を早めて成田空港着は6時14分

2016年11月19日 ダイヤ改正

 京成電鉄は10月6日、京成上野と成田空港を結ぶ「スカイライナー」や「アクセス特急」を増発するなどし、成田空港アクセスを改善するダイヤ改正を11月19日に実施すると発表した。

 有料で座席指定の特急となる「スカイライナー」は朝の時間帯、京成上野発下り列車の時刻を再編したうえで1本増発する。

 現在、京成上野駅を6時~8時台に出発する列車は運行間隔がまちまち。ダイヤ改正後は、6時台と7時台は20分間間隔、8時台は概ね25分間隔とする。改正後の京成上野駅の出発時刻は6時20分、6時40分、7時00分、7時20分、7時40分、8時00分、8時25分、8時50分となる(土曜・休日ダイヤは8時25分発が8時26分発になる)。このため、利用者の多い日暮里駅の時刻についても、同様に等間隔で並ぶことになる。増発は下り列車のみとなる。

 追加料金不要で普通運賃だけで乗車できる「アクセス特急」は早朝に京成上野駅を5時18分に発車、成田空港第2ビル駅に6時12分、成田空港駅に6時14分に到着する列車を増発する。これは、ゴールデンウィークや夏季期間に臨時列車として運行していたものを毎日運行する定期列車にするもので、早朝出発のLCC利用者の利便性を高めるという。

 また、上りのアクセス特急も1本増発し、成田空港駅の19時台の発車時刻を再編、現在の19時36分発を、19時16分発と19時58分発の2本とする(土曜・休日はそれぞれ19時14分、19時48分発となる)。

 このほか、ダイヤ改正では千葉線・千原線の輸送力増強として4両編成の運行を減らし6両編成化を進める。これにより、90%以上の列車が6両編成での運行となるという。