ANAグループ、国際線の「燃油サーチャージ」無料を2016年11月発券分まで継続

　ANAグループのANA（全日本空輸）とAJX（エアージャパン）は8月10日、11月発券分までの国際線旅客の燃油サーチャージ（燃油特別付加運賃）を引き続き適用なし、無料とすることを発表した。同社は9月までの発券分を適用しないとしているが、これを11月まで継続することになる。

　ANAグループの燃油特別付加運賃額の見直しは2カ月ごとで、今回は2016年6月～7月のシンガポールケロシン市況価格の2カ月平均値から判断された。シンガポールケロシン市況価格の平均値は円貨換算で1バレルあたり5925円。適用基準の6000円を下回ったことから適用なしとなった。