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ANAグループ、国際線の「燃油サーチャージ」無料を2016年9月発券分まで継続

2016年6月9日 発表

 ANAグループのANA(全日本空輸)とAJX(エアージャパン)は6月9日、9月発券分までの国際線旅客の燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を引き続き適用なし、無料とすることを発表した。同社は7月までの発券分を適用しないとしているが、これを9月まで継続することになる。

 ANAグループの燃油特別付加運賃額の見直しは2カ月ごとで、今回は2016年4月~5月のシンガポールケロシン市況価格の2カ月平均値から判断された。シンガポールケロシン市況価格の平均値は円貨換算で1バレルあたり5726円。適用基準の6000円を下回ったことから適用なしとなった。

 なお、JAL(日本航空)も6月8日に燃油サーチャージの無料について発表している。