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ルフトハンザ、短・中距離路線で機内インターネット接続サービスを10月開始

2016年10月 開始

機内高速インターネット接続のイメージ図

 ルフトハンザ ドイツ航空は6月30日、2016年10月より短・中距離路線の機内において高速インターネット接続の提供を開始すると発表した。対象はエアバス A319型機、A320型機、A321型機などA320型機ファミリーのすべての機材。

 すでに同社は長距離路線用は全107機で高速インターネット接続、ルフトハンザFlyNetを提供しているが、今回は短・中距離路線の機材にも高速インターネット接続を拡大する。インターネット接続に必要なKaバンドアンテナを設置した機材は6月に投入しており、今後、数週間にわたり機内システムの機能と安全性の両面を試験し、10月から乗客の利用が可能になる予定。同様のサービスをルフトハンザグループの各航空会社でも順次利用可能とする。

 機内の高速インターネット接続はインマルサットのGlobal Xpress(GX)ネットワークを通し、機体に設置したKaバンドアンテナと通信を行ない、短・中距離フライトにおいて途切れなくインターネット接続を提供する。アンテナや機器の設置といった改造はルフトハンザグループの航空機メンテナンス会社、ルフトハンザ テクニックが行なう。