ニュース

ルフトハンザ、短・中距離路線でも機内インターネット接続サービス「FlyNet」運用開始

オーストリア航空もサービスイン、ユーロウィングスはまもなく

2017年5月12日 発表

本格運用に向けてルフトハンザとオーストリア航空が5機ずつの機材で試験を実施していた

 ルフトハンザ ドイツ航空とグループ会社のオーストリア航空は5月12日、短・中距離路線で機内インターネット接続サービス「FlyNet」の本格運用を始めたことを発表した。同じくグループのユーロウィングスでも近くサービスを開始する。

「FlyNet」は2010年11月から長距離路線で実施しているサービスで(最初期のサービスはコネクション・バイ・ボーイングと共同で2004年~2006年に提供)、2015年6月には長距離機材全107機に導入した。

 今回はルフトハンザのエアバス A320型機19機、オーストリア航空の同31機、ユーロウィングスの同29機に、機内設備の導入および衛星アンテナの設置を行なった。そのほかの機材についても、順次改修作業を進めていく。

FlyNetで提供するサービス

FlyNetメッセージ:メール、WhatsApp、ハングアウト、iMessage、WeChat、LINE、Snapchatの利用
料金:3ユーロ(1フライト区間、約370円、1ユーロ=123円換算)

FlyNetサーフ:各種Webサイトの閲覧
料金:7ユーロ(1フライト区間、約860円)

FlyNetストリーム:YouTube、Netflix、Spotify、Deezer、Napsterなどの再生
料金:12ユーロ(1フライト区間、約1480円)

 決済はクレジットカードかPaypalで、マイルやローミングパートナーを通じての支払いも近日中に対応する。