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JALの客室乗務員やスタッフが、東京の秋田県アンテナショップ「あきた美彩館」でPR活動を応援

2016年6月21日 発表

 JAL(日本航空)は、2009年9月から毎月25日(ニッコーの日)を中心に顧客へパンフレット配布を通じて感謝を伝える「がんばるJAL大作戦」、2013年6月からJAL東北応援プロジェクト「行こう! 東北へ」といった活動を行なっている。それら活動の一環として6月24日、東京都・高輪にある「あきた美彩館」において、秋田の観光情報PRや物産品販売のサポートを行なうイベントを実施。イベントでは、秋田県出身のCA(客室乗務員)やJALグループ社員が店頭に立ち、観光パンフレットの配布などPR活動を行なった。

「あきた美彩館」は品川駅高輪口から徒歩3分ほどにある商業施設「ウィング高輪WEST-III」内にある、秋田県産品の販売と食事を提供するアンテナショップ。店内では「きりたんぽ」や「いぶりがっこ」などの秋田名物、秋田県産の野菜の販売が行なわれ、ダイニングスペースでは比内地鶏を使った親子丼などが人気だ。

秋田県産品ショップ&ダイニング「あきた美彩館」

住所:東京都港区高輪4-10-8 ウィング高輪WEST-III 1階
営業時間:11時~23時(年中無休、元旦のみ休業)
TEL:03-5447-1010(ショップ)、03-6450-3030(ダイニングの予約専用電話、14時~23時)
Webサイト秋田県産品ショップ&ダイニング「あきた美彩館」

秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」では、「きりたんぽ」や「いぶりがっこ」などの秋田名物、秋田県産の野菜のなどが販売されている
CAの森田舞さんが「あきた美彩館」の店頭で観光案内のパンフレットや飴を配り、秋田のPRをサポート
JALグループ社員も店頭や周辺でPR活動をサポートしていた
秋田県山本郡三種町(みたねちょう)の出身のCAの森田舞さん。実家は寿司屋を営んでいる

 サポート活動に参加したCAの森田舞さんは秋田県山本郡三種町(みたねちょう)の出身。実家は寿司屋を営んでおり、米、魚、日本酒など秋田の食べ物にはとても思い入れがあるという。「皆さんに自分が好きな秋田を知ってもらいたいという思いがあったので、今回このような機会を得られて、秋田に関わることができてとてもうれしいです。秋田は人が優しいところ、そして食事が美味しいところが魅力だと思います。

 食べ物は『はたはた』『きりたんぽ』が名物で、『じゅんさい』は酢味噌和えにするととても美味しいです。最近は東京のお店でも出るようになりましたが、『いぶりがっこ』とチーズを一緒に食べるとワインに合ってお勧めです。

 秋田は米どころということもあって日本酒も美味しくて、『高清水』『新政』『阿桜』は特に好きでよく飲んでいます。また、ちょっと変わったところでは『LACHAMTE(ラシャンテ)』という発泡する日本酒があって、帰省のたびに購入しています。女性にもお勧めです」と秋田ならではの名産品、特にお酒とお酒に合う食べ物を挙げてくれた。

 月に1~2回は秋田線に乗務することがあり、やはりそのときは実家に帰らないとしてもうれしくなってテンションが上がるという。秋田に向かう乗客に見どころをたずねられ、お勧めすることもあるそうだ。「春は桜の名所である角館などの武家屋敷は、桜が満開になると本当にきれいです。そしてこれからの季節はやはり「秋田竿灯まつり」(2016年は8月3日~6日開催)と大曲の花火大会(2016年は8月27日開催)ですね。この時期は秋田線も乗客がとても多くなります。秋は紅葉が素晴らしく、冬は乳頭温泉の鶴の湯温泉がお勧めですね。寒い中でも温かい温泉につかって雪を見られる贅沢が味わえます」と秋田の季節ごとの見どころを教えてくれた。

 JALでは旅の提案サイト「JAL旅プラスなび」において「JALふるさと応援割」と題し、6月1日~11月30日の出発日を対象とした秋田方面への旅行商品の割り引き販売、観光情報の発信などを行なっている。