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JR四国、リニューアルした「海洋堂ホビートレイン」を予土線で7月2日運行開始

沿線では四万十川の自然を満喫できる「2016奥四万十博」開催中!

2016年7月2日 運行開始

海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」

 JR四国(四国旅客鉄道)は、予土線で運行している「海洋堂ホビートレイン」を、“四万十に伝わるかっぱ達”をイメージした3代目のデザイン「かっぱうようよ号」へリニューアルし、7月2日に運行を開始する。

 海洋堂ホビートレインは5月14日に運行を休止しリニューアル作業に入っていた。このたび「かっぱうようよ号」へのリニューアルが完了し、7月2日に、まずは完成記念の日帰りツアーで運行。同日夜の宇和島駅(21時10分)発~江川崎駅(22時20分)着の上り線より定期運行を開始する。定期運行のダイヤは下記のとおり。

海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」(7月3日以降、毎日運行)

江川崎駅(06時40分)発~宇和島駅(07時54分)着
宇和島駅(09時39分)発~窪川駅(11時45分)着
窪川駅(13時24分)発~宇和島駅(15時34分)着
宇和島駅(21時10分)発~江川崎駅(22時20分)着

 予土線では「予土線3兄弟」として、黄色い小さなトロッコをディーゼルカー1両で引っ張る観光列車である長男の「しまんトロッコ」、次男の海洋堂ホビートレイン 「かっぱうようよ号」、0系新幹線デザインの車両内に鉄道模型などを展示している三男の「鉄道ホビートレイン」を運行。

 通常期は週末・休日を中心に運行する「しまんトロッコ」も夏休み期間中の7月16日~8月31日は毎日運行することから、同期間は三兄弟が毎日揃って運行することになる。同時期以外の運行日はJR四国のWebサイトで確認してほしい。

「しまんトロッコ」(7月16日~8月31日は毎日運行)

宇和島駅(10時29分)発~窪川駅(13時16分)着
 ※宇和島駅~土佐大正駅間がトロッコ乗車区間
窪川駅(14時14分)発~宇和島駅(16時46分)着
 ※窪川駅~江川崎駅間がトロッコ乗車区間

「鉄道ホビートレイン」(毎日運行)

宇和島駅(06時04分)発~窪川駅(08時09分)着
窪川駅(09時40分)発~宇和島駅(12時15分)着
宇和島駅(13時10分)発~近永駅(13時46分)着、※土曜日のみ運行
近永駅(13時54分)発~宇和島駅(14時30分)着、※土曜日のみ運行
宇和島駅(15時35分)発~窪川駅(17時50分)着
窪川駅(18時43分)発~宇和島駅(20時44分)着
宇和島駅(22時30分)発~近永駅(23時03分)着

しまんトロッコ
鉄道ホビートレイン

四万十川の自然を楽しむ「2016奥四万十博」開催中

「2016奥四万十博」

 また、予土線の沿線で、奥四万十エリアと呼ばれる高知県の高幡広域5都市(須崎市、中土佐町、四万十町、梼原町、津野町)では、「2016奥四万十博」が12月25日まで開催されている。

 四国カルストや、その山麓を水源とする四万十川が作り出す自然の風景、旬の味覚、素朴な人情などに触れることで“素の自分を取り戻す「すっぴんデトックスの旅」”を提供するのがコンセプトのイベント。

「かつおの藁焼き体験」(中土佐町)
「雲の上のホテル」(梼原町)
「鍋焼きラーメン」(須崎市)
「満天の星大福」(津野町)

 夏休みの期間中には、わき上がる雲と草原の見事がコントラストが見られる「四国カルスト」、四万十川の「火振り漁」、8月~9月下旬にしか食べられないソウダガツオ(地元での呼び名は「めじか」)の生後1年未満の幼魚「めじかの新子(しんこ)」などの見どころがある。

「四国カルスト」(梼原町、津野町)
「火振り漁」(四万十町)
「めじかの新子(しんこ)」(須崎市、中土佐町)