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JATA、「欧州旅行復活に向けた緊急フォーラム」を6月24日開催
安心・安全な旅への取り組みなどを紹介
2016年6月16日 14:15
- 2016年6月16日 会見
JATA(日本旅行業協会)は6月16日、定例記者会見を行ない、旅行業界関係者に向けた「欧州旅行復活に向けた緊急フォーラム」を6月24日に開催することや、7月1日の旅の安全の日に向けた取り組みなどを発表した。
6月24日開催の「欧州旅行復活に向けた緊急フォーラム」は、フランスのパリ向けの旅行需要が復活しないなどの課題があることから、「欧州旅行活性化に向けた逆風下での売れ筋商品とは」をテーマとし、マーケット全体の変化を業界全体で捉えていくことが狙いと、海外旅行推進部副部長の保坂明彦氏が説明した。
イベントでは、JATA内で欧州旅行を提案する活動「Team EUROPE」の委員長である古木康太郎氏やJTBワールドバケーションズ欧州部長の鈴木浩之介氏、スイスインターナショナルエアラインズ日本・韓国支社長の岡部昇氏によるフォーラムや、欧州文化首都の現地視察の報告、ワークショップなどを予定している。対象は旅行会社等旅行業界関係者で、場所はJATAの研修室で行なう。
また、JATAでは「旅行安全マネジメント」を推進し顧客に「安全な旅」を提供しているが、7月1日を「旅の安全の日」として制定し、旅行のピークである夏の前に、一般消費者へ旅行業界の安全への取り組みをPRし、情報収集の重要性やシートベルト着用、非常口確認、旅行傷害保険の加入を呼びかける。
旅の安全の日のPRの一環として、翌日となる7月2日に東京・丸の内で開催される「Let's go 海外!×Tokyo City i」に出展する。海外旅行推進部副部長の村井秀彰氏によれば、詳細は決まっていないが旅の安全の日を取り上げ、外務省運営の海外旅行登録システム「たびレジ」の登録を呼びかけるなど、安全への認識を高めることを訴求するという。
そのほか、9月に開催の「ツーリズムEXPOジャパン2016」の商談会を活気のあるものにするため、バイヤーの登録をツーリズムEXPOジャパン推進室ディレクターの石井悦子氏が呼びかけた。
また、総務マネージャーの稲葉保子氏は、環境保全活動「JATAの森プロジェクト」を紹介、今年が8年目で、7月にJATAの森の手入れをする活動を行なうとした。