トピック
UGREENのケーブル巻き取り式・容量デカめ20000mAhモバイルバッテリーを外で使い倒す。ノートやタブレットを片時も手放せない人に
- 提供:
- 株式会社ユーグリーン・ジャパン
2025年8月29日 06:00
普段使いのモバイルバッテリーはちょっと容量が足りない。外出先でスマホよりタブレットやPCを使うことが多い。そんな人にちょうどいい容量大きめのモバイルバッテリーが、UGREENの「Nexode 巻き取り式 USB-Cケーブル内蔵 モバイルバッテリー 20000mAh 165W(PB726)」だ。
容量は20000mAhと、よくある大きめの10000mAhの2倍。最大165Wまでの総出力に対応していて、外出先でガッツリ使いたい人向けになっている。価格は1万3280円で、Amazonや楽天市場の公式ストアなどで販売中だ。セール時に1万円を切った価格で販売されているのも見かけたので、タイミングよく手に入れてみてほしい。
大きな特徴は、巻き取り式のUSB Type-Cケーブルを内蔵していることだ。とりあえず1デバイスの充電なら、別のケーブルを持ち歩かなくても済む。しかも平形ケーブル(いわゆる「きしめんタイプ」)の巻き取り式なので、絡まることなくスマート。
引き出したときに7段階で好みの長さに止めて使うことができるのも便利。メーカーによると、2万5000回の伸縮と1万回の折り曲げテストに耐えているそうなので、耐久性は問題ないと見ていいだろう。収納時には引っ張って離すだけで、収納位置に磁力でピタっと収まる仕組みになっているのが気持ちいい。
この巻き取り式ケーブルでモバイルバッテリー自体の充電を行なえるので、USB Type-C出力のACアダプターがあれば、別途ケーブルを用意することなく充電できる。
巻き取り式USB Type-CケーブルのほかにType-Cポートも備えていて、100Wと65Wの合計で最大165Wというハイパワーを同時出力できる。当然USB PDに対応していて、どちらのポートも単体で使えば100W出力が可能。100W出力というのは、消費電力が高めのゲーミングPCでも対応できるくらい。一般的にはここまで使うことはあまりないと思うが、どんなデバイスにも最高出力の最短時間でチャージできるという安心感がある。
さらに追加でUSB Type-Aポート(最大22.5W出力)も用意しているので、3台のデバイスまでを同時に給電可能になっている。3ポートを同時に使うと、Type-Cケーブルが最大100Wなのは変わらないが、Type-CポートとType-Aポートが各10W出力まで落ちるので注意したい。Type-CポートとType-Aポートを2つ同時に使っても同様だ。
そのため、最もお勧めなのは165W出力を実現するType-Cを2つ使う接続。なお、ワイヤレス充電には対応していない。
ほかにも、低電流モードやトリクルモードと呼ばれる、ワイヤレスイヤフォンなどの小容量のデバイスをつないだときに自動で電流をカットしない機能も付いているのも、地味にありがたい。ボタンをトリプルタップすると低電流モードになる。
バッテリーはリチウムイオン。5000mAhの高性能セル4本を直列接続していて、1000回充電後にも約70%容量を維持するという。重量は約540g。だいたい500mLのペットボトル程度だ。容量を考慮すれば、比較的コンパクトに収まっている。一般的にモバイルバッテリーは平たい形状が多いが、羊羹みたいな立方体形状になっている。この形は机に置いて、ノートPCなどの横に置くと使いやすく感じる。
また、飛行機での旅でも煩雑にならずに済むのもメリット。モバイルバッテリーは預け入れできず機内持ち込みになり、「160Wh以下の容量を2つまで」という制限が基本。本製品の定格容量は74Wh(=20000mAh)なのでまったく問題ない。また最近、万一に備えてモバイルバッテリーは手元やシートポケットに出しておくという条件も追加されている。容量小さめを2つ持つより、大きめを1つにしておいた方が管理が煩雑にならずに気軽だと思う。
20000mAhの容量があると、ノートPCへのチャージが余裕で可能になる。実際にMacBook Air(最大容量は94%)に充電してみたが、ほぼ空の状態から約1時間で90%まで充電された。この時点でのモバイルバッテリー側の残量は30%とまだ余裕がある。1時間45分の時点でフル充電になった。ここで残りは26%になっていた。出力は最大20Vで約3.2A、65~70Wという値を示していた。
タブレットのiPad Air 13インチ(バッテリー劣化なし)もチャージしてみたが、1時間10分で90%まで充電され、バッテリー残量は30%だったので、ほぼMacBook Airと似たような感じ。15Vの2A、30Wあたりが最大値だった。
こういった大きめのデバイスを余裕をもって充電できるのは重宝するだろう。スマホならiPhone 16でおおよそ4回分というあたりが目安になる。出張でノートPCやタブレットの充電を気にしないで使いたいとか、ファミリーで保護者が持ち歩いて休憩時にみんなでスマホ充電、というような使い方も余裕でこなせる。
ちょっと意地悪をして、気温34℃で炎天下の温度計読み40℃超という過酷な場所で1時間ほどノートPCへの充電を行なってみたが、特に熱による停止は起きなかった。
使用中で60~40W、スリープ時に37Wあたりでチャージしていた。モバイルバッテリーはかなりの熱を持っていたが、途中で充電が止まることがなかったのは少々驚いた。冷却ファンは付いていないが、温度制御システムが搭載されていて、過熱による高温保護はもちろん、過充電、過放電、短絡といった13の安全保護機能を持ち、保護してくれる安全な作りになっている。
ちなみに保護機能が働いた場合、画面表示が出ることになっている。もちろん本製品は電気用品安全法の「PSE」マーク付きだ。
大きな液晶表示が付いていて、残量パーセンテージはもちろん、ポートそれぞれの使用状況が詳細に分かるのもありがたい。画面表示中は各ポートの使用(充電時は充電)ワット数が表示されていて、さらにボタンを押すと時間経過がグラフ表示され、電圧とアンペアも分かるようになっているなど、ガジェットマニアも納得の多彩な情報表示だ。起動時やスリープ前、バッテリー低下といったときに、キャラクターのアニメーション表示もあったりして楽しめる。
対応するACアダプターを用意すれば、最大100Wで本体を充電することができる。実際に100W出力可能なUGREEN「Nexode 巻き取り式 USB-Cケーブル内蔵 充電器 100W(X606)」(8980円)を用意してみた。窒化ガリウム(GaN)を使ったコンパクトなケーブル内蔵充電器だ。
室温26℃でバッテリーとアダプターは双方ともUSBファンで強制冷却した状態にて行なったが、常時100Wでは充電されず、20分充電した40%あたりで40Wまで落ちる。そのあとも電力は復帰しない模様だったため充電を止め、5分ほど休ませたあとに再開すると100Wの充電が復帰した。その後60%あたりからゆるやかに電力が落ちていき、70%で50W、80%で30W、90%で12Wとなっていく。休息時間含めずに1時間20分ほどでフル充電された。
座席にコンセントがあるカフェやラウンジもだいぶ増えたが、電源を確実に確保したければ、こういった余裕のあるモバイルバッテリーを持つ安心感は大きい。イベント時の予約や電子チケット、案内情報検索にスマホを使うというシーンも格段に増えてきている。携帯ゲーム機やスマホゲームを外で途切れることなく楽しみたいというニーズもあるだろう。
UGREEN「Nexode 巻き取り式 USB-Cケーブル内蔵 モバイルバッテリー 20000mAh 165W」は、スマホヘビーユーザーはもとより、ノートPCやタブレットを外で長時間使うユーザーにオススメできる、安心して使える大容量モバイルバッテリーに仕上がっている。ぜひ、外に連れ出して思いっきり使い倒してみてほしい。
なお、本日8月29日~9月4日の期間中、Amazonでは32%オフの期間限定割引を実施しており、通常1万3280円のところ、8990円で購入できる。さらに、本稿をご覧の読者向けにAmazonで使える5%オフのクーポンコード( SSXTORA09 )を用意した。Amazonの「UGREEN Nexode 巻き取り式シリーズ」のページで商品をカートに入れてレジへ進み、「ギフトカード、商品券、プロモーションコードを使用する」のリンクからコードを入力すれば適用できる。限定割引と併用すると37%オフの8541円になるので、購入時に活用していただきたい。
撮影協力:東海旅客鉄道株式会社














































