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ステップワゴン×ロッククライミング初挑戦! アウトドア未体験領域に連れ出してくれた頼れるミニバン&純正アクセサリー
- 提供:
- 株式会社ホンダアクセス
2022年10月7日 00:00
心地よい秋風に、スーッと深呼吸したくなる季節がやってきた。全身の細胞が躍動し、スポーツをしたり、自然のなかでのアクティビティにチャレンジしたくなってくる。そんな気分にピッタリのクルマが、ホンダアクセスの純正アクセサリーでワクワクするようなギア感を手に入れた、新型ステップワゴン。眺めているだけで、日常を飛び出したいエネルギーが満ちてくる。
実は、純正アクセサリーのデザインはアクティビティとの親和性が高く、乗る人にもっとワクワクしてほしい、いろんなことにチャレンジして楽しんでほしい、といった想いが込められているのだとか。
プラチナホワイト・パール×ガンメタリック塗装のボディサイドモールをはじめ、フォグライトガーニッシュやリアコーナーガーニッシュは、弾むような気持ちと守ってくれそうな安心感をしっかり伝えてくる。マルチカラー塗装であるホワイトが個性的な16インチアルミホイールは、家族みんなで遊べるフリスビーを想起させるような、遊び心あふれるデザイン。「SPORTS MIX」がテーマとなっているアクセサリーたちが、さぁ出かけようと誘ってくれるようだ。
デザインを担当したホンダアクセスの山田真司さんは、数年前からロッククライミングに夢中だということで、今日は私も思い切って、初チャレンジしてみることに!
ギア感満載のステップワゴン AIRでアウトドアスポーツを満喫したい!
とはいえ、当初は屋内のボルダリングと勘違いしていたくらいビギナー丸出しの私は、断崖絶壁のようなところを素手で登っていくロッククライミングの写真にびっくり仰天。命綱となるロープを付けているとはいえ、本当に初心者がトライできるのだろうかと不安がつのる。いったい山田さんは、どんなきっかけでロッククライミングに出会ったのだろうか。
新型ステップワゴンの運転席は、パノラマという言葉がこれほどしっくりくる空間はないと思えるほど、広々とした視界が気持ちいい。スッキリとした直線基調のインパネに、ポツンと置かれたテレビみたいに大きなナビ。ごちゃごちゃしていないのに、USBとつないだスマホなどをサッと置けるトレイや、手が届きやすいカップホルダー、指で押すとポップアップしてくる荷物フックなど、使い勝手はとても優秀だ。
そこに、純正アクセサリーの「大型ルーフコンソール」が前席のサンバイザーの上に装着され、ティッシュボックスを収納できて、使うときは1枚ずつ引き出せるのが感動モノ。空いたスペースにタオルなどの小物類もたっぷり収納できて、荷物が多い子育て世代にも大助かりだ。それでもまだまだ頭上はゆったりと余裕があり、後ろを振り向けばリビングルームのような、ホンダ史上最大空間が広がっている。
発進からなめらかで力強く、シームレスな加速が続く2モーターハイブリッド「e:HEV」の走りは、ストップ&ゴーの繰り返しとなる市街地でも爽快で、静かな空間でリラックスして運転できるから会話も弾む。
聞けば、山田さんがロッククライミングに出会ったのは、職場の先輩に勧められたことがきっかけだという。「体を鍛えたいけど、屋内で黙々とトレーニングするジムが苦手で、できれば自然のなかでトレーニング代わりになるスポーツはないかなと探していたんです」と山田さん。「僕もまったく初めてだったんですけど、先輩やまわりの人に教えてもらったり、見て覚えたりしながら、1回目より2回目、またその次と、だんだん高く登れるようになるのがうれしくて。体力がいるスポーツではあるんですけど、頭を使うところと、失敗してもその経験が次に活かせるところもおもしろいんです」
岩肌と向き合い、ただひたすら一歩でも上に行くために全身全霊をかけているうちに、雑念が消え頭がクリアになって、そのあとはデザインのアイディアがよく浮かんだりするというから興味深い。「もう1つの発見は、ロッククライミングを始めてから、クルマがあってよかったなとつくづく思うようになったんです」と山田さん。
今日、これから行くところもそうだが、岩山は公共交通機関で向かうとなると不便なところにあることが多い。一度行ったらそこで休憩しながら何度も挑戦するため、着替えや仮眠、食事ができるステップワゴンは何より頼れる相棒になるはず。今回のステップワゴンの純正アクセサリーには、アクティビティを楽しむすべての人たちに向けて、気分を盛り上げるような外観と、必要な道具がすっきりと収納できたり、汚れや水濡れなどに強く、掃除もラクにできる使い勝手のよさを実現したものだそう。
切り立った岩山が目の前に! 初心者でも登れるんですか?
山田さんと話しているうちに、少し不安が晴れてきたところで現地に到着。さぁ、いよいよ大人の冒険がはじまる! 駐車場からはすでに、切り立った岩山がすっくとそびえ立っているのが見えた。
まずはイメージトレーニングからということで、後席に移動して天井に装備している15.6インチのリア席モニターをオン。山田さんのスマホとつなぐと、ロッククライミングの画像がモニターに映し出された。大きな画面で一緒に見ながら、ひと通りレクチャーしてもらったら、ヨシッと気合いも湧いてきた。合流した「Kuri Adventures」のインストラクター・栗山祐哉さんの案内で、ラゲッジに積んでいた装備品を持って岩山のふもとまで歩いていく。
両足をハーネスに通して、しっかりと緩みのないようにベルトを締めると、気持ちもキリリと引き締まる。ヘルメットをかぶり、手が汗などで滑らないようにするためのチョークを袋に入れて、腰に引っ掛ける。クライミングシューズを履くのは、登る岩山の真下に行ってからだというのも初めて知った。足にピッタリとフィットするような作りのため、長時間履いたり歩いたりすると足が痛くなってしまうからだ。
最初に挑戦するのは山田さん。岩山の頂上に打ち付けてあるロープの片方に金具がついており、それを自分のハーネスの金具にしっかりと接続する。ロープのもう一方はインストラクターが握っており、登りやすいように調整してくれたり、安全に降りられるようにサポートしてくれるのだという。1つ注意点としては、この岩山を開拓した人が打ち付けた杭がところどころに残っているのだが、そこに指をかけてはいけないということ。あとは、両手両足をどこにかけるか慎重に見極めて、一歩一歩登っていくのみだ。
山田さんは両手にチョークをたっぷりつけると、少し岩山を見上げてラインをイメージしているかと思ったら、おもむろに岩肌を掴み、軽快に登りはじめた。半分くらいまではスッスッと迷いなく手足が動き、あっという間にビルの2階くらいの高さへ。栗山さんが「半分くらいに難所があるから、そこをクリアすればあとはラク」と言うように、山田さんの動きもそこで止まった。こういうときは、両足でしっかり身体を支えられるところで、腕の力を少し緩めて休憩し、体力を温存するのがいいらしい。1分ほど休んだだろうか、山田さんは再び手を上に伸ばし、身体を引き上げることに成功。難所を超えると、そのあとは順調に登ってついに頂上の岩にタッチ! 見事クリアしたのだった。
さて、いよいよ私の番になってしまった。山田さんの動きをよく見てマネしようと思っていたが、いざ岩山の真下に立って見上げると頭は真っ白。とりあえず手にチョークをつけてみたものの、手近にある岩の窪みに手を入れてみても、掴める気がしない。5か所くらい試して、ようやく「これならなんとか力が入りそうだ」という窪みに当たり、足場を探してぐっと体を引き上げてみる。
「お、重い……」。自分の手足だけで登るという点ではハシゴのようなものだろう、などと楽観的に考えていたが、それはまったくの間違いだったことに気がついた。指2本、よくて3本に全体重をかけ、ほぼ垂直の角度で上に登らなければならないため、全体重が指先にのしかかる感覚だ。しかも、腕の力を弱めたら真っ逆さまに落ちてしまう気がして、緩められるわけがない。何度もずり落ちそうになりながら、なんとか中間までは登れたが、もう筋力の限界が近づいている。山田さんも苦労した難所を前に、私の身体はまったく脳の指令を聞かなくなってしまった。
アドバイスを仰ごうかと下を見た瞬間、「えっ、こんなに高いところにいるのか!」と急激に怖くなり、もうどうにもならず、ここであえなく撤退。悔しい気持ちでいっぱいになりながら、ロープで下ろしてもらった。
諦めきれず二度目の挑戦! 頼れる相棒が新しい体験をサポートしてくれる
「初めてなのに、あそこまで行くなんてすごいよ」とおほめの言葉をもらうも、なんだか心はモヤモヤ。少し休憩したあと、やっぱり悔しいのでもう一度チャレンジさせてもらうことにした。
先ほどよりは少し易しい岩山だったが、今回も中間あたりまでなんとか登ったところで、手も足も動かせない八方塞がりに。「もうダメか……」とギブアップしようとしたところで、下から「まだまだ行ける! ファイト!」とみんなの声援が耳に届いた。よし、と覚悟を決め、イチかバチかでぐっと指先に力を振り絞る。ジリジリと少しずつ体があがり、やった! 頂上の岩にやっとのことでタッチ! 開けた視界と降り注ぐ太陽の祝福を全身で受けて、気分は最高。晴れ晴れとした気持ちで地上へと帰還したのだった。
全身汗まみれ、手はチョークで真っ白の私たちは、それでも目的を成し遂げた達成感でいっぱいになりながら、私たちのベース基地、ステップワゴンに戻ってきた。山田さんが取り付けてくれたのは、着替えをするときにありがたい「プライバシーシェード」。吸盤をくっつけていくだけで、サイドもリアも全窓を覆うことができる。前席と2列目シートの間には「セパレートカーテン」もあるから、着替えはもちろん、休憩や車中泊をするときにも大活躍だ。
そして、ハーネスやクライミングシューズ、チョーク袋は使ったあとに積むとフロアが汚れてしまいがちだけど、樹脂製の縁高タイプの「ラゲッジトレー」を敷いておけば、汚れてもサッと拭き取れて後片付けがラク。コレなら、子供が遊んでどろんこになった自転車やボール、濡れたスキーウェアなども気兼ねなく積んで帰ることができる。
また、2列目シートの座面の下には「シートアンダーボックス」も付いていて、履き替えたシューズを収納するのにもピッタリだ。すでに筋肉痛が始まって足取りがややおぼつかない私だったが、スライドドアと連動して作動する「オートサイドステップ」があるおかげで、乗り降りも安心してできた。
帰り道は、心地よい疲労感とともに、再び静かな車内で山田さんとクライミング談義で盛り上がる。先進の安全運転支援装備が満載のステップワゴンだから、高速道路では渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)をオン。自分のほかにもう1人、周囲の安全を見守っていてくれる心強さがあるから、思い切り遊んだあとの運転だって苦にならないのがありがたい。
昨日までは知らなかった、ロッククライミングという新しい世界に飛び込んで、ちょっと新しい自分に出会えた幸せを噛み締めながら、安心快適なドライブ。そんな1日をくれたステップワゴンに、心から感謝したい気分だ。大人になってから、まったく初めてのことに挑戦するというのはとても勇気のいることだけど、頼もしい相棒さえいれば、どんどんやってみたくなるのだということを知った。今度は家族みんなで、シーカヤック? パラグライダー? 想像しただけでワクワクしてくる。アクティビティ×ステップワゴンは、みんなのワクワク製作所だ。
※撮影時のみマスクを外しています