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ニュージーランド食材で作る定番レシピ3選。日本でも買えるキングサーモン、ラム肉、牧草バターで海と山の幸まるかじり!
ゆきぴゅーの食う想旅行スペシャル
- 提供:
- ニュージーランド政府観光局
- ニュージーランド大使館 商務部
2020年12月1日 00:00
日本で手に入るニュージーランドの食材を使って、本格的に、そしておうち時間を楽しく過ごしてみませんか?
新型コロナウイルスの影響で海外旅行はしばらくお預けですが、「あの国で食べたあの味」を再現して、胃袋だけでも現地気分を味わってみようという「食う想旅行」スペシャル版! 今回はニュージーランド食材を使ってみました。
3つの代表的な食材で料理を3品作って、それぞれに合ったワインのペアリングもご紹介しちゃいます。そして、「行きたいけどまだ行ったことがない」という人のために、ニュージーランドのプチ情報も盛り込みつつ、最後には特別なプレゼントも! ぜひ最後までお付き合いくださいませね~♪
日本と共通点がたくさんあるニュージーランド
南半球に位置するニュージーランド。日本の7割ほどの国土面積で、地形が似ていることもあって共通点も多いんです。例えば、先住民マオリの自然を敬い守る気持ち(Tiaki:ティアキ)や、訪問者を歓迎しする“おもてなし”の精神(Manaakitanga:マナアキタンガ)はニュージーランドの文化として人々の心に根付いているのです。何となく日本人と通じるものがありませんか?
高いクオリティで安心安全な食材が豊富にあり、サスティナブルな取り組みを行なっているレストランやワイナリーが数多くあるニュージーランド。そんなNZ最新情報をゲットするには、ニュージーランド政府観光局公式Twitter(@PureNZinJapan)がオススメ。素晴らしい星空や圧倒的な大自然の風景、かわいい動物たちがタイムラインに流れてきますのでフォローしてみてはいかがでしょうか。
また、ニュージーランド政府観光局は、海外に行けない間もニュージーランドと世界がつながっていることを伝えるため、動画の制作や現地からのライブ配信などを行なっています。その「ニュージーランドからのメッセージ」の一つがこちら。
【オークランド】NZ産キングサーモンと季節のきのこのホイル焼き
北島の北部に位置し、海に囲まれた街オークランド。シティオブセイルズ(帆の街)の愛称を持つニュージーランド最大の都市であり、世界の国々からの玄関口でもあります。夏は暑過ぎず冬は寒過ぎず、年間を通して温暖で過ごしやすい気候が特徴。
都会ですが郊外にちょっと出ると美しいビーチやハイキングコースがあったりと自然へのアクセスがとっても良好! 例えばフェリーで40分ほどで到着するワイヘキ島はワインで有名な島。デイトリップで気軽にワイナリー巡りを楽しめちゃいます。
そんなオークランドの街なかにはフィッシュマーケットがあって、牡蠣やロブスター、ムール貝などのシーフード料理を提供するレストランも多いんです。ということで一品目はシーフード料理から! ニュージーランド産のキングサーモンを使ったホイル焼きをご紹介します。
材料(2人分)
ニュージーランド産キングサーモン:2切れ(今回は1切れ220gの大ぶりのものを使用)
しめじ、エノキなどお好みのきのこ類:適量
長ネギ(1cmの輪切り):少々
マヌカハニー:25g
バター:25g
粒マスタード:25g
にんにくのみじん切り:小さじ1弱
レモン汁:小さじ1
チリパウダー:少々
黒こしょう:少々
パセリのみじん切り:少々
レモンの皮、ドライタイム、挽いた黒こしょう、塩を合わせたもの(トッピング)
レモン(輪切り):1個
普段作る鮭のホイル焼きは、バターにしょうゆ、お酒、塩こしょうといった味付けですが、今回は洋風にアレンジ。バターとマヌカハニー、粒マスタードを合わせてとろ~り濃厚なソースを作ったら、それをたっぷりとサーモンにかけてオーブンへ。お好みのきのこ類と一緒に焼きます。
とにかくNZ産のキングサーモンが素晴らしい!の一言でした。脂が乗っていて柔らかく、でも全然くどくないので、200g以上ある大きな切り身もぺろり完食。いつものホイル焼きとは別物で、オシャレでコクのある味でしたわ~!
その味の決め手となっているのがソース。バターとハチミツ、マスタードが同量と覚えやすいので、ぜひトライしてみてください。トッピングに使ったレモンの皮とドライタイム、挽いた黒こしょう、塩のミックスもかなりよいアクセントに。味が引き締まりますよ。ニュージーランド産のキングサーモンはスーパーの店頭などで購入できるので、探してみてください!
【クライストチャーチ】ニュージーランドラムチョップのロースト
続いては、ガーデンシティの名で知られる南島最大の都市クライストチャーチ。星空で知られるテカポや、ホエールウォッチングで有名な港町カイコウラへのゲートウェイとして知られるNZ第2の都市です。
緑あふれる市内には公園がたくさんあって、クライストチャーチ植物園が隣接するハグレー公園がその代表格。街中を流れるエイボン川では、英国調の服装に身を包んだ船頭さんのガイドを聞きながら小舟でゆっくり下る「パンティング」が人気で、クライストチャーチの観光名所の1つになっています。
さてクライストチャーチのあるカンタベリー地方の牛肉やラム肉は高品質として知られていて、現地にはステーキ専門店やバーベキュースタイル料理が楽しめるレストランがたくさん。今回購入したラム肉を取り扱う「ANZCO FOODS(アンズコフーズ)」の本社もクライストチャーチにあるんですよ。ではさっそく焼いていきましょう!
材料
ニュージーランド産ラムチョップ:2~3本
塩・こしょう:適量
お好みの野菜(じゃがいも、にんじん、いんげんなど)
使い勝手がよくて見栄えもよい調理器具スキレットでお肉の表面に焼き色を付けたら、オーブンでじっくり中まで火を通すというひと手間をかけた分、野菜もこんがりほくほく、焦げ目もついて美味しかったです。
今回はシンプルに塩こしょうのみの味付けでしたが、お好みでローズマリーやタイムなどのドライハーブを混ぜても。ニュージーランド産ラム肉は、ラムチョップのほかにもスペアリブや肩ロース、骨付きロースと種類もいろいろ。それぞれで違った食べ方をして楽しんでみてください。ANZCO FOODSのラムチョップは首都圏のサミットストア、東北・北関東エリアはヨークベニマル(※)ほか、スーパーの店頭などで購入できます。
※店舗により品揃えが異なり、扱っていない場合もあります。
【マールボロ】Westgold牧草バターで作るベーコンとほうれん草のキッシュ
北島と南島の間に位置するクック海峡。そこを通るフェリーが行き来するマールボロ・サウンドは、美しい入り江や島々が点在する風光明媚な場所。
ここでは変化に富んだ地形を活かして、シーカヤックやトレッキング、ドルフィンウォッチングなどが人気のアクティビティです。海洋公園にも指定されているその穏やかな海では、遊覧クルーズなどに参加すればイルカやペンギン、オットセイなどに出会えることも。ボートやヘリコプターでしかアクセスできない隠れ家のような宿泊施設もあるそうですよ。行ってみたいですよね!
昼夜の寒暖差が激しいマールボロエリアにはワイナリーが点在し、国内最大のワイン産地にもなっています。特に有名なのがNZ産ワインを代表する白ワイン用ぶどう品種、ソーヴィニヨン・ブラン! 店頭でニュージーランドワインを目にしたら「Marlborough」の文字を探してみてくださいね。
さて、最後の料理は「Westgold(ウエストゴールド)」の牧草(グラスフェッド)バターをたっぷり使ったキッシュ。今回はフードプロセッサーを使って生地づくりから挑戦してみました。
ペイストリーの材料(4人分)
Westgold無塩バター:60g
小麦粉:1カップ(約120g)
ベーキングパウダー:6g
冷水:55mL
レモン汁:小さじ1
塩:ひとつまみ
※21×21×3cmのタルト型を使用
生地を冷蔵庫で寝かせている間にフィリング(中身)を用意します。今回はほうれん草&ベーコンという定番の材料ですが、じゃがいもやかぼちゃを入れたらボリューム満点になりますし、ブロッコリーや玉ねぎ、しめじなどもグッドです。
フィリングの材料(4人分)
Westgold無塩バター:大さじ1
ほうれん草:3~4束(約130g)
ベーコン:120g
水:大さじ1/2
卵:2個
生クリーム:50mL
牛乳:50mL
粉チーズ(パルメザンチーズ):少々
ローズマリー(みじん切り):大さじ1/2
塩コショウ:少々
生地を冷蔵庫で寝かせている間に中身を作る時間差の作業が決め手ですが、一度やると慣れます。普段は市販の冷凍パイシートを使っているという人も、ぜひ一度生地からキッシュを手作りしてみては? 焼きたてのサクサクっとした生地はたまりません!
最近はコロナ禍のおこもり需要でバターの品切れが話題にもなり、特に無塩バターは手に入れられない時期がありました。スーパーでこのWestgold無塩バターを見つけたら迷わず購入しちゃいましょう(楽天など通販サイトやスーパー店頭で手に入ります)。ワインにもよく合っておもてなしの一品にぴったりなキッシュでした。
クイズに答えてニュージーランド料理のレシピ本を当てよう!
ニュージーランド食材を使った3品、いかがでしたか? 実は今回の食材は、すべて都内のスーパーで手に入れたものばかり。ご紹介したワインは通販サイトで購入できます。ぜひ皆さんもご家庭でニュージーランド旅気分を味わってみてはいかがでしょうか。
さて最後は、冒頭でもお伝えしたプレゼントクイズです。こちらの動画を見て、重要なキーワードになっている「Made with ○○○○」の空欄部分を当ててください。正解した方のなかから抽選のうえ、ニュージーランド料理190レシピを掲載した現地の人気料理本「The Great New Zealand Cookbook」を5名さまにプレゼントします。メールにクイズの答え、氏名、連絡先(電話番号またはメールアドレス)を添えて、EastAsia.Events@nzte.govt.nz宛てにお送りください。応募締め切りは12月25日です。