若林直樹のトラベルフォトギャラリー

春の足摺岬(高知県)

 桜が散ると一斉に草木が芽吹き、新緑のまぶしい季節になってきた。そして、春になると無性に海を見たくなる。暖かい日差しのなかの静かな海は眺めていて飽きない。

 今回紹介するのは高知県土佐清水市にある足摺岬だ。足摺岬は四国最南端の岬で、黒潮本流が唯一ぶつかる場所。岬から太平洋を見渡すと、地球が丸いことを実感できる。

 灯台の高さは18mで光度は200万カンデラあり、光の到達距離は35kmにもなる日本最大級の灯台だ。その白い姿は緑や青空に映えて美しく遠くからもよく見えるだろう。

 アクセスはクルマが便利だが、土佐清水市からバスが出ている。灯台まではちょっと歩くのでトレッキングシューズなど歩きやすい格好で行くとよいだろう。

 海を満喫できる足摺岬は、四国を旅する機会があれば一度は訪れてもらいたい場所だ。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://kaido.sub.jp/