若林直樹のトラベルフォトギャラリー

秋を迎える白川郷(岐阜県)

 今回紹介するのは「ひだ白川郷」。五箇山(相倉地区、菅沼地区)とともに集落には多くの合掌造りの家屋があり、今なお代々受け継がれ生活の場でもあるとして、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。

 白川郷の合掌造りは約100棟。18世紀に作られた家屋も多数あり、地域の人々は合掌造りの家を大事に保存してきた。重要文化財に指定され、見学できる建屋などもあるので、全部見て回ったら1日では終わらない。

 クルマの乗り入れはできないため少し離れた村営せせらぎ公園駐車場に置き、庄川の「であい橋」を渡ると合掌造りの集落がある。お茶屋やお土産屋もあるのでゆっくり散策し、北に位置する城山天守閣展望台に行けば田畑と集落が一望に見ることができる。

 アクセスはあまりよいとは言えないが、電車や飛行機で富山駅や金沢駅に行き、そこから高速バスで1時間前後である。名古屋駅からも高速バスがあるようだ。私はほかも見て回るため金沢駅でレンタカーを借りての移動にした。

 宿泊はエリア内に合掌造りの民宿もあり、料理も郷土料理がでる。残念ながら今回は予約が取れなかったので、次回は時間を作ってゆっくり泊まってみたい。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://kaido.sub.jp/