若林直樹のトラベルフォトギャラリー

白の世界、蔵王(山形県)

 蔵王と言えば「温泉」「スキー」「樹氷」と連想される。蔵王温泉は温泉施設数が52(宿泊施設は43)あり、湯量も多く、掛け流し温泉宿が多くある。併設している蔵王スキー場は、標高800mから1600mの斜面にコースが25本もあり、最長10kmの滑走ができる日本有数のスキー場だ。

 ロープウェイを乗り継ぎ山頂近くまで行き、そこから樹氷原を見ながら滑るコースが人気だ。もちろんスキーをしなくてもロープウェイで往復すれば樹氷を楽しめる。2月はライトアップする時間も多くなり樹氷を楽しむにはもってこい。今回天気に恵まれず青空はないが、モノトーンの世界を楽しむことができた。

 蔵王温泉には新幹線で山形駅や仙台駅に行き、そこからバスで行ける。今回私は東京から夜行バスで行ってみた。23時30分に新宿を出発し、山形駅に6時30分着。そこから蔵王温泉行きバスで40分。宿に荷物を置かせてもらい、8時に近くのスキーレンタルショップで一式借りて丸1日スキーを楽しめた。温泉に浸かり、樹氷を見に行ってみてはいかがだろう。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://kaido.sub.jp/