若林直樹のトラベルフォトギャラリー
マサイマラ国立保護区の動物たち(ケニア)
2019年1月1日 00:00
ケニアには国立公園や保護区等が40以上ある(※国立公園・保護区の数はケニア大使館のホームページより)。なかでもマサイマラ国立保護区は大阪府ほどの広さに、ケニアで一番多くの動物が生息しているという。動物サファリするにはお勧めの保護区だし、マサイ族の村を見学することもできる。実際いくつかの国立公園を巡り、一番充実した時間を過ごせたのがここだ。
各宿泊施設には観光用バルーンも用意しているので、日の出前に出発し、活動している動物の多い早朝を、空から楽しむこともできる。保護区は現地のクルマとドライバーが必須で、慣れたドライバーがほかのドライバーと情報交換することで、代表的な動物たちに必ず出会うことができる。
一度訪れると、360度見渡す限り人工物がない大草原と動物の世界に、世界観が変わるぐらいのインパクトがある。
マサイマラ国立保護区は赤道直下ではあるが、標高1600m以上の場所なので、朝晩多少冷え込むが過ごしやすい気候だ。季節は乾季と雨季に分かれるが、雨期でも雨が長く続くことはないので観光には問題ない。
ナイロビ空港からクルマで5時間かかる。国内線で近くまで行く便もある。残念ながら日本からケニアへの直行便はないので、ドバイやカイロなどで乗り継ぐ必要がある。時間はかかるが、動物好きなら間近に見られる野生動物に飽きることはないだろう。一度は訪れてほしい場所だ。
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