ハワイ現地発
【ハワイ現地発】白砂のビーチで食べたいお勧めテイクアウト3店を厳選
2024年8月26日 12:00
夏真っ盛りのハワイは圧倒的な自然美を満喫できる最高の季節。海の青が最高に美しく何時間でも眺めていたくなる。ちょうど今、海好きの知人がハワイに来ているが、オススメの過ごし方といえば「なるべく長い時間をビーチで過ごすこと」と提案している。海と空、白い砂、ヤシの木という絵葉書のような景色に囲まれ、波音と風に包まれる幸福感はオンラインでは体験できないから!
そのために「ランチもビーチがいいよ~」と伝える。今回は、数えきれないほどリピートしても毎回「やっぱり美味しいなぁ~」と思う3店を挙げてみたい。
マウイ・マイクス(Maui Mike's)
カイルアまたはノースショア方面のビーチを目指すなら「マウイ・マイクス」へ。カイルアとワヒアワの2店舗しかないこの店で味わえるのが、ふんわりしっとりしたチキンをホットドッグのように挟んで、自慢のソースをたらして頬張るサンドイッチだ。
ホルモン剤など添加物などを使わず、ケージに閉じ込めないで育てたオールナチュラルチキンを、冷凍することなしに新鮮な状態で料理するのが彼らのこだわり。当然、鶏のくさみなどはまったくない。
ソースを選べるので、ぜひ甘さと辛さが共存するハニーマスタード、またはクリーミーな味わいのランチソースを。パンにチキンを挟み、チーズをトッピングして、オーブンで焼いた熱々に、ソースをかけるとやわらかいチキンと合うこと。すぐにでも食べたいが、ビーチを目指そう。
ちなみにプラス1ドルでソフトドリンクが付けられる。さらに3.99ドルでフレンチフライ(フライドポテト)も付けておこう。せっかくならもう1ドル奮発するとケジャンフライを選べる。これはスパイシーなシーズニングにまぶしたフライドポテトで、なかなかいける。
コノズ(Kono's)
ハワイ伝統の料理カルーアピッグをカジュアルなスタイルで楽しめる「コノズ」。カルーアピッグとは、古代ハワイに土を掘って敷き詰めた石によって豚を丸ごと蒸し焼きにしたもの。「コノズ」はこれをブリトーとしてワンハンドで食べられるアイデアメニューを提供し、サーファーに大人気となった。ハレイワの1号店のほか、今ワイキキ近くのカパフルやカイルアに店舗を展開している。
ぜひ試してほしいのが、ブレックファーストボンバーズ(ブリトースタイル)のチャンズ。12時間じっくりと煮込んだカルーアピッグ、卵、ポテト、ベーコン、ジャック&チェダーチーズがぎゅうぎゅうに詰まっている(10.35ドル)。ひと泳ぎしたあと、お腹を空かせてかぶりつこう。
どっしりしたボンバーズと合わせて注文したいのが、カルーアピッグがどっさり乗ったサラダ、ピッグ・オン・グラス(12.75ドル)。グリーンサラダに、スプラウト、トマト、きゅうりが入っている。甘みと酸味のバランスが絶妙の自家製パパイヤシードドレッシングをかけると、しっかりと味がしみたカルーピッグと野菜をモリモリと食べられる。
2人なら、ボンバーズとピッグ・オン・グラスをシェアすれば十分なので、1人12ドルくらいになる。
ポパイズ(Popeyes)
その前身は1972年にニューオリンズで創業した歴史あるフライドチキンのフランチャイズ。表面はカリッと、中はジューシーなフライドチキンがシグネチャーで、オリジナルスパイスを使った味付けがクセになる。ビーチでのお勧めはチキンサンドイッチ(牛肉以外をはさんでいるものはバーガーと呼ばない)。単品で6.99ドル。サイドメニューとドリンク付きのコンボは11.69ドル。
ブリオッシュスタイルのバンズからはみ出す大きなフライドチキン、マヨネーズソース、ピクルスだけのシンプルなものなのだが、このメニューが新登場したときは、あまりの行列となり事件まで起きたほど。辛いもの好きならスパイシーを。結構ホットなので、自信のない方はクラシックを。
コンボのサイドメニューは、マッシュポテトがお決まり。なめらかなマッシュポテトにケジャングレービーソースがとろりとかかっていて、ポパイズならではの味を楽しめる。
今回の3店舗はビーチとの相性が抜群なので、ぜひビーチとグルメを同時に満喫してみよう!