ご当地土産セレクション

沖縄土産の「紅いもタルト」と「雪塩さんど」

沖縄土産の定番「紅いもタルト」

 12月に突入し、今年も残すところわずかとなりました。日ごと寒さが増すにつれ恋しくなるのが南国リゾート……ということで、今回は沖縄県のお土産2選をピックアップ。全国旅行支援の年内延長年明け以降の実施が発表されたことで、お得な旅の楽しみはまだ続きます。まさに胸がワクワク、ちむどんどん!

御菓子御殿「紅いもタルト」

 沖縄の定番土産といえば紅いもタルト。一度は買ったことがある、あるいはもらって食べたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

 御菓子御殿は、本島中部の読谷村で1979年に創業した“元祖紅いも菓子本舗”を掲げるお菓子メーカー。沖縄素材にこだわり、サーターアンダギーやちんすこうなど、自社工場で生産するさまざまなお菓子を販売しています。

 看板商品である紅いもタルトには、沖縄県産紅いも100%のペーストを使用。素材本来の美味しさを生かすため、保存料や着色料は一切使わず仕上げているそう。たしかに、甘さが控えめのペーストは紅いもの風味が際立ち、ほくほくとした芋感が印象的。そこにしっとり焼き上げられたタルト生地が絶妙に重なり合っています。

今や沖縄を代表する銘菓となった紅いもタルト。1986年、読谷村が紅いもを使った村おこしを始めたことをきっかけに誕生したそう
6個入りの「紅いもタルト」。クリーミーな「紅いも生タルト」もお勧め
県産紅いも100%ペーストたっぷり。甘さ控えめで、あっさりした味わい

紅いもタルト

内容量: 6個入り
価格: 756円
賞味期限: 常温で30日
販売場所: 読谷本店、恩納店、国際通り松尾店、名護店、那覇空港店、石垣店など

パラダイスプラン「雪塩さんど」

 こちらは「宮古島の雪塩」というブランド塩を使ったお菓子です。手掛けるのは、定番土産「雪塩ちんすこう」をはじめ、塩の専門店や雪塩ミュージアムなどを展開する地元企業のパラダイスプラン。

 宮古島の海は、抜群の透明度と県内屈指の美しさから「宮古ブルー」と呼ばれています。宮古島の雪塩は、その島の地層である琉球石灰岩に浸透ろ過され、豊富なミネラルを蓄えた海水を、濃縮して雪のようなパウダー状に仕立てたもの。一般的な食塩と比べて鋭いしょっぱさがなく、ほんのり甘くてまろやかな味が特徴となっています。

 そんな海の恵みをたっぷり生かした雪塩さんど。エアイン風のホワイトチョコレートに旨味を閉じ込め、香ばしいビスケットで挟んでいます。はじめはほわっと軽い口どけですが、なかに散りばめられたコーンフレークがザクザクとした独特の食感を生み出し、噛むほどに美味しい一品です。

宮古島の雪塩を使用した雪塩さんど。ほわっととろけるエアインチョコを、軽やかなビスケットで挟んでいます
青いパッケージが目を引く6個入りの箱。土産店でも売れ筋となっています
チョコのなかには細かなコーンフレーク入り。ザクザクした歯ごたえが美味

パラダイスプラン「雪塩さんど」

内容量: 6個入り
価格: 950円
賞味期限: 製造から240日
販売場所: 雪塩ミュージアム、島の駅みやこ、塩屋 那覇空港店、塩屋 石垣店など