ご当地土産セレクション
鹿児島土産の「安納芋ぱい」と「しろくまプリン」
2022年11月11日 11:00
食欲の秋真っ盛りの10月、「第12回 全国和牛能力共進会」(通称“和牛オリンピック”)で鹿児島黒牛が日本一に輝きました。とろけるような霜降りの黒牛に黒豚、薩摩焼酎はもとより、鹿児島生まれのブランド食材は数多く、農林水産省の統計によれば北海道に次ぐ全国2番目の農業産出額を誇るといいます。今回はそんな鹿児島県でグルメ旅を満喫したあとに味わいたい、スイーツ土産をご紹介しましょう。
九面屋「安納芋ぱい」
まずは、鹿児島県を代表する農産物・サツマイモを使ったお菓子。食物繊維やビタミンが豊富なヘルシー食材として、昨今では芋けんぴや干し芋の人気も再燃しています。温暖な気候の鹿児島県では9月~11月と全国的にはやや早めの旬を迎えており、今がまさに食べごろです。
安納芋ぱいは、郷土菓子「かるかん」などの看板商品を手掛ける霧島市の製菓・九面屋の商品で、種子島産の安納芋を使用した濃厚でなめらかな餡が特徴。ほかのサツマイモ系お菓子と違うのは、隠し味に同じく特産品の金柑を入れて爽やかさをプラスしているところ。香りふくよかなパイ生地でみっちりと餡を包み込み、三位一体の味わいを生み出しています。
安納芋ぱい
内容量: 4個入り
価格: 594円
賞味期限: 製造日から60日
販売場所: 鹿児島空港、桜島SA、かごしま特産品市場「かご市」など
鹿児島ユタカ「しろくまプリン」
こちらは鹿児島市が発祥の「しろくま」にちなんだ商品です。しろくまとは、かき氷にカットしたパインやキウイ、イチゴなどの南国フルーツをのせて、たっぷりの練乳をかけた冷たいスイーツ。市内では、本家の「天文館むじゃき」をはじめ、カフェや喫茶店など至るところでメニュー化されており、各店でオリジナリティあふれる味を楽しめます。
鹿児島ユタカが販売するこのプリンは、お土産として持ち帰りできない氷菓の弱点に着目し「鹿児島で食べたしろくまを少しでも手軽に」と考案されたアイデア商品。練乳ベースの白いプリンのなかに、桜島小みかんやメロン、イチゴ、小豆の角切りなどのゼリーを入れ、本物のしろくまを“まるごと”再現しています。