JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

奄美の自然に包まれて踊る、五感で感じるフラ

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者は奄美群島担当JALふるさとアンバサダーの吉福瑠璃子さん

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、奄美群島の魅力発信に携わる携わるJALふるさとアンバサダーの吉福瑠璃子さん。

――今回フラカオスタジオを訪れたきっかけを教えてください。

 奄美大島・龍郷町、海のそばにたたずむ「フラカオスタジオ」では、幅広い年齢やスキルに応じたグループレッスンのほかに、プライベートレッスンも行なわれており、県外から訪れる方も少なくありません。あえて環境を変え、奄美の自然のなかでフラを踊る。その理由に惹かれ、私もこの場所を訪れてみました。

――体験した内容を教えてください。

レイ作り

 スタジオの庭やそのまわりに咲く鮮やかな花々と緑。

お花を摘む様子
摘んできた花々

 一つ一つハサミで切り取り、紐に丁寧に通す手の動きに、心は自然と静まり、集中できる時間。

 手のひらに伝わる花のやわらかさと香り、完成したレイを首にかけると、軽やかさのなかに自然の恵みの重みを感じ、心が満たされます。

フラ体験

 浜辺へ向かう途中、講師の泉さんが植物や花の意味、レイの使い方を教えてくれます。説明を聞きながら歩くうちに、普段は気づかない草花の一つ一つに自然と目が向き、豊かな景色を感じながら進みます。

浜辺へ向かう道中

 浜辺に着くと水平線に肩を揃え、目の前の波や風、太陽、花の香りを感じながら踊るフラ。手の一つ一つには意味があり、目の前の景色や心の動き、そしてハワイの文化を伝えています。五感が研ぎ澄まされ、体と自然が一体になるような感覚が広がり、穏やかで心地よい時間を過ごしました。

――泉さんの想いを教えてください。

「自然の力を感じて、触れて、抱かれて、自分を解きほぐしてほしい」と泉さんは話します。そうすることで、本来の自分に気づけるのだと。奄美にはその感覚を素直に受け取れる場所があるといいます。実際に私も、花や緑に触れ、波の音・太陽・風を感じる時間のなかで、ゆっくり心がほぐれるのを感じました。「何もない」と言われる島にも、花や植物があふれ、その恵みに触れる時間がある。レイを編む手のひらから、自然のぬくもりや命の循環を感じる。そんな瞬間に、心がふっと満たされていくのかもしれません。

泉 香子さん。そしてフラの教えにも通じるALOHAの意味

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

 奄美の砂浜で、波の音や潮の香り、周囲の緑や花々に包まれる時間を過ごしてみてください。目に映る豊かな自然に意識を向けるだけで、気持ちが穏やかに和らぎ、日常の喧騒を忘れゆったり過ごすことができます。自然のなかで過ごす時間が、旅の特別なひとときになるはずです。

「フラカオスタジオ」は初心者から経験者まで幅広い年齢・スキルに合わせたグループレッスンと、旅行者や個別対応希望の方にも適したプライベートレッスンを提供しています