JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

JAL客室乗務員が誘う、小豆島でアートに出会う旅へ ~瀬戸内国際芸術祭2025~

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者は香川県JALふるさとアンバサダーの金川浩子さん

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、香川で瀬戸内国際芸術祭2025に携わるJALふるさとアンバサダーの金川浩子さん。

――取り組みについて教えてください。

 JALは現在開催中の「瀬戸内国際芸術祭2025」をスポンサーとして応援しています。3年に一度、瀬戸内海に浮かぶ島々を舞台に開かれる国際的な現代アートの祭典です。

三宅之功「はじまりの刻」

 この芸術祭は、春(4月18日~5月25日)・夏(8月1日~31日)・秋(10月3日~11月9日)の3会期に分かれており、会期ごとに開催エリアが変わります。訪れるたびに新しいアートに出会え、何度でも足を運びたくなる魅力があります。

 今回は、通年でアートが楽しめる私の大好きな島「小豆島」をご紹介します。

――「小豆島」のアートの魅力を教えてください。

うどん県PR団でもあるポケモンのヤドンが描かれたフェリーも運航中

 高松港からフェリーで約1時間。小豆島の土庄港に到着します。

 この島では、アートが“展示されているというより、まるで島の中に“溶け込んでいる”かのような、風景との調和が魅力です。

ヤノベケンジ「『Journey of SHIP'S CAT 2025』瀬戸内をめぐるシップス・キャットの旅」(上)、フリオ・ゴヤ「自然の目『大地から』」「シマ動物プロジェクト」(下)

 過去の芸術祭で誕生した作品も大事に残されており、会期外でも屋外の常設作品は自由に鑑賞ができます(一部作品は会期中のみ公開)。

フリオ・ゴヤ「舟物語」(上)、伊東敏光+広島市立大学芸術学部有志「ダイダラウルトラボウ」(下)

中山千枚田

 島の風景そのものも、アート作品のようです。自然とアートが溶け合う空間に身をゆだねる体験は、小豆島ならでは。

キム・キョンミン「再び…」

 土庄港周辺にもアート作品が点在しており、アート散策が楽しめます。

チェ・ジョンファ「太陽の贈り物」(上)

 そして散策の途中で、立ち寄りたいのが「土庄港観光センター」。こちらで味わえる「オリーブシェイク」は、オリーブの身を贅沢に使ったクリーミーな一杯。

 また、小豆島のオリーブから生まれたホットソース「OLISCO」もアート巡りの思い出とともに持ち帰りたくなる逸品です。

――JALならではの取り組みについて教えてください。

 ジャルパックから「瀬戸内国際芸術祭2025」の作品鑑賞パスポート付きのお得なパッケージツアーが発売中です。対象空港限定でおひとりさまにつき、ツアー代金から1万円の割引特典もご用意しています。

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

 3年に一度だけ開かれる、島とアートの特別な時間。「アートって難しそう……」と感じている方も、島を観光しながら、肩の力を抜いてアートを楽しむことができます。感性を刺激する旅へ、ぜひ出かけてみませんか?

アートな島を旅する 瀬戸内国際芸術祭 2025

ツアーに含まれるもの:
航空券、宿泊、瀬戸内国際芸術祭2025作品鑑賞パスポート
特典: 対象空港発着+四国エリアの宿泊施設に2泊以上で1万円引き
開催会期:
[春]2025年4月18日~5月25日(終了)
[夏]2025年8月1日~31日
[秋]2025年10月3日~11月9日
詳細・申し込み: ジャルパック公式Webサイト