JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
JALふるさと応援隊も栽培に参加しました! 大豊町「銀不老豆」を活用したパンのお披露目・試食会を開催
2025年3月15日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、高知で銀不老豆の活用に携わるJALふるさと応援隊の坂田萌さん。
――取り組みについて教えてください。
皆さま、こんにちは! JALふるさと応援隊 高知県担当の坂田です。私は、2023年3月までJALふるさとアンバサダー四国担当を務めておりました。
本日はアンバサダー在任中、私も畑作業をお手伝いさせていただいた、高知県大豊町の特産品「銀不老豆(ぎんぶろうまめ)」を活用したシナモンロールをご紹介いたします!
大豊町は高知県の北部に位置し、美しい山々に囲まれた自然豊かな地域です。
「四国三郎」の異名を持つ吉野川も流れており、夏になるとラフティングのメッカとしてにぎわいを増し、日本、世界中から川を求めてお客さまがいらっしゃいます。
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
そんな豊かな自然に恵まれた高知県大豊町は、「幻の豆」と呼ばれる「銀不老豆」が特産品として有名です。
大豊町の限られた地域でしか育たず、非常に希少な黒豆で「食べると不老長寿になる」と言い伝えられてきました。
近年は生産者の高齢化や人口減少に伴い、銀不老豆の生産量の低下が課題となっています。
大豊町のお宝「銀不老豆」を後世に受け継ぐため、JALでは高知支店のメンバーを中心に、地域の方々とご一緒に年間を通して銀不老豆の栽培のお手伝いをさせていただいています。
作付けの準備から種植え、収穫、豆の選別まで自分たちの手で行ない、今年も艶やかで、風味豊かな銀不老豆ができあがりました。
――今後の展開・展望について教えてください。
今回は、貴重な大豊町の銀不老豆を使い、メゾンカイザーさんとコラボレーションし「銀不老豆のシナモンロール」を開発しました!
地元では酢飯と混ぜた「銀不老豆寿司」として召し上がるのが一般的ですが、今回は一風変わりパンとの組み合わせ。
銀不老豆の甘味と、シナモンのスパイスとの相性は抜群で、少し温めて召し上がっていただくと、香りと豆のほっくり感がより一層増します。
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
3月9日にJALスカイミュージアム内で、大豊町、メゾンカイザー、JALによる「銀不老豆のシナモンロール」お披露目会を行ないました! 来会いただいた皆さまにご試食いただき、大変ご好評でした。
全国のメゾンカイザーさんの店舗で数量限定で販売しております。ぜひ一度ご賞味ください!
そして、高知県大豊町に遊びにいらしてください! 雄大な自然とまばゆい日差しが皆さまをお待ちしております。