JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
JALふるさとアンバサダーがデザイン! 仙台七夕まつりに社員が心を込めた七夕飾りが展示されました
2024年8月19日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、東北支社で仙台七夕まつりに携わるJALふるさとアンバサダーの相澤枝穂さん。
――取り組みについて教えてください。
JALふるさとアンバサダー東北支社の相澤です。
宮城・山形を中心に岩手、秋田、福島を担当しています。宮城に移住し、東北に魅了された日々を送っています。私が現在取り組んでいる仕事についてご紹介します。
仙台七夕まつりは仙台藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統的なお祭りで、豪華絢爛な七夕飾りが仙台のアーケード内を埋めつくす、東北を代表する夏祭りの一つです。前日の8月5日には、約1万6000 発の花火が夜空を彩り、仙台七夕まつりを盛り上げてくれます。
東北支社では、歴史ある七夕まつりのにぎわい創出に協力したいと考え、「七夕飾りバンク」という、商店街以外の企業でも七夕飾りを展示できる取り組みに申し込みをし、社員がデザインを行なってきました。
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
今年は私が宮城県出身ということもあり、七夕飾りすべてをデザインさせていただきました。
JALらしい赤と白を基調とし、シンプルながらも誰が見てもすぐJALと分かるデザインのなかにJALブランドである「伝統」「革新」「日本のこころ」を表現することを意識しました。
東北6県と新潟の全7県の支社支店・空港のメンバー総勢477名で約600羽の折り鶴を丹精込めて作り、全員の思いが詰まった作品が展示されました。東北の方々にもJALを身近に感じていただけたらうれしいです。
――今後の展開・展望について教えてください。
毎年、仙台七夕まつりが終わると、この作品は仙台空港2階、JALカウンター付近に展示されます。今年は8月30日の21時までの展示予定で、七夕飾りとともに皆さまをお迎えいたしますので、こちらのJALオリジナルの七夕飾りを見に、ぜひお立ち寄りください。
仙台七夕まつり以外にもさまざまなお祭りやイベントを通して、東北のにぎわい創出に向けて取り組んでおりますので、東北の魅力を発見しに足を運んでみてください。
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
宮城の夏は比較的涼しく、真夏でも朝晩は過ごしやすい日が続きます。都会の喧騒から逃れ、避暑地として宮城を訪れてみてはいかがでしょうか。皆さまには、美味しいお魚とお米に日本酒、そしてワインなど、美食の街・宮城を思う存分堪能していただきたいです。
またこのあと迎える冬には、仙台が誇るイベント「SENDAI光のページェント」(公式X@sendaipageant)も開催されます。定禅寺通のケヤキ並木に数十万個ものLED電球が取り付けられ、暖かい色に街が包まれます。そんな素敵な街、宮城でお待ちしております!