JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
今年もJALとJR北海道コラボレーション企画「HOKKAIDO LOVE! ひとめぐり号」を運行します!
2024年8月7日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、北海道でJR北海道とのコラボ企画に携わるJALふるさとアンバサダーの關口珠子さん。
――取り組みについて教えてください。
「HOKKAIDO LOVE!ひとめぐり号」はJALとJR北海道がタッグを組み、北海道内を周遊する特別貸切列車です。今年で4年目の取り組みとなり、この秋は道東・道南をめぐる全5回の運行が決定しました。彩り豊かな北海道をラベンダー編成が駆け抜けます! 車窓からの絶景はもちろん、名産品をふんだんに使用した特別なお食事、道内各自治体による特産品販売など、北海道の魅力が詰まった列車旅をお楽しみいただけます。
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
ひとめぐり号にはJALふるさとアンバサダーとJALふるさと応援隊が乗車し、列車旅を楽しく快適にお過ごしいただけるよう、車内でのおもてなしをはじめ、リラックス体操、車内アナウンスなどを行ないます。また、ひとめぐり号で道内を周遊したお客さまが、また北海道に遊びに来たい!と思っていただけるよう、ひとめぐり号に乗車された方限定の記念品やオリジナルグッズの企画を行なっています。
――今後の展開・展望について教えてください。
ひとめぐり号は道内各地を周遊するため、多くの場面でその地域にお住まいの方々と触れ合える機会があり、その地域ならではのお出迎えやお見送りをしてくださる町も多いです。そのような地域や人々との出会いを経て、ぜひ次回は主要な観光都市だけではなく、列車で巡ったたくさんの地域が皆さまの旅の目的地となりましたら幸いです。
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
ひとめぐり号は、ぜひ皆さまの五感すべてでお楽しみいただきたいツアーです。色づく広大な山々の美しさ、秋の冷たくもあたたかい香り、動物の鳴き声、各地の絶品グルメ、旅の疲れを癒す温泉……北海道の新たな魅力をひとめぐり号で見つけてみてください。車窓からは、タンチョウや鹿、牛などかわいい動物が皆さまをお出迎えするシーンも多いですよ。沿線をひとめぐりするなかで手にした地域の特産品を楽しみながら、そんな絶景を眺めてみませんか?