JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
移住したから分かる奄美大島のよさを伝えたい! JAL客室乗務員が企画、とっておきの詰まったツアー
クラブツーリズム「世界自然遺産の島・奄美大島で環境保全と奄美空港裏側見学 サステナブルな旅」
2023年12月27日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、鹿児島支店奄美営業所でサステナブルなツアーの造成に携わるJALふるさとアンバサダーの持木絹代さん。
――取り組みについて教えてください。
私自身、奄美大島への移住のきっかけとなったのが「旅」でした。プライベートで島を訪れて、自然と人との距離の近さや、どこか懐かしい島の空気感に魅了され、「奄美に住みたい、この自然を守っていきたい」と思ったのです。
多くの方々にご自身の価値観を変えるきっかけになるような旅を体験していただきたい、そんな思いから環境と観光を両立させた、サステナブルなツアーをクラブツーリズムさまとともに企画いたしました。2024年1月・2月に催行予定です。
「世界自然遺産の島・奄美大島で環境保全と奄美空港裏側見学 サステナブルな旅 in 奄美大島 3日間」のツアーは、普段一般の方が立ち入れない空港の裏側見学やJALグループのSDGsの取り組みのご紹介、島の方々やJALグループ社員とともに行なうビーチクリーン活動、国際的エコラベル「グリーンキー」を取得されている宿泊施設へのご宿泊などを通して、環境保全・観光・奄美の伝統や文化を実際に体験いただける内容となっております。
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
このツアーは、旅の舞台である奄美市さま、旅のプロフェッショナル・クラブツーリズムさま、シマの宝(自然・人・文化)を地元、来島者とともに継承しようと取り組んでいらっしゃる宿泊施設「伝泊」さま、そしてビーチクリーン活動にご協力いただく島民の皆さまなど、多くの方々のお力添えのもと、企画が実現いたしました。
多くの方に価値観の変わるような旅を提供したい、奄美ファンになってリピーターになってほしい、そのような想いから、ツアー行程や宿泊先の選定、空港見学の内容など、一つ一つの内容に想いを込めて企画に携わらせていただきました。
ツアー当日は私も客室乗務員として制服姿で、皆さまを空港の裏側にご案内いたします。また、移住したからこそ分かる島の魅力やお勧めの観光スポットなどとっておき情報を皆さまにご紹介いたします。
――今後の展開・展望について教えてください。
2021年に世界自然遺産に登録された奄美大島、徳之島をはじめ、喜界島、沖永良部島、与論島を含む奄美群島には、これから多くの方が来島されることが想定されます。
奄美群島には、島の方が昔から守り継承してくださった美しい自然と文化があります。島民・旅行者・旅行会社・航空会社、その旅に関わるすべての方々が環境保全と文化継承について考え体験する、誰一人取り残さないこのような旅がスタンダードになって継続されていくことを願っております。
――ツアー参加者に向けてメッセージをお願いします。
奄美の美しい自然環境のなかでのさまざまな体験や温かい島民の皆さまとの交流を通じて、奄美で一生の思い出を作っていただけるとうれしいです。奄美大島でお待ちしております!
世界自然遺産の島・奄美大島で環境保全と奄美空港裏側見学 サステナブルな旅 in 奄美大島 3日間
出発日: 2024年1月25日、2月15日
出発地: 東京(羽田)
旅程: 3日間(2泊3日)
・奄美空港裏側見学&JALが取り組むSDGs
駐機中の機内見学(ボーイング 737/ATR/E70)、航空機格納庫見学、トーイングカー乗車体験、横断幕お見送り体験、JALグループのSDGsの取り組みのご紹介、日本エアコミューター最新鋭ターボプロップ機のATR型機のeGPUの見学など
・島民、JALグループ社員とともに参加するビーチクリーン
・美しい自然が残る島内観光や文化体験
・シマの宝(自然・人・文化)を地元、来島者とともに継承しようと取り組んでいる国際的エコラベル「グリーンキー」を西日本で初めて取得した施設への宿
申し込み: Webサイト
旅行企画・実施: クラブツーリズム株式会社