JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
北海道在住のJAL客室乗務員が自然・文化・アクティビティに触れる。阿寒摩周国立公園でアドベンチャートラベル!
2024年1月19日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、北海道でアドベンチャートラベルの周知に携わるJALふるさとアンバサダーの小林恵理子さん。
――取り組みについて教えてください。
北海道は世界自然遺産の知床をはじめとした「美しく雄大な自然」「豊かな食」、アイヌ文化や世界文化遺産に登録された縄文遺跡群といった「北海道独自の文化」がたくさんあります。さらに、サイクリングなどの「多様なアクティビティ」を楽しむ環境が整っており、四季を通じて楽しめるアドベンチャートラベルコンテンツも豊富に揃っており、まさにアドベンチャートラベルの適地です。
北海道に移住しているJALふるさとアンバサダーとJALの現地スタッフが、アドベンチャートラベルの体験を紹介することで、北海道の新しい魅力を発見し訪れてもらうきっかけにつながれば、と考えYouTube動画の撮影に挑戦しました。
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
今回、訪れたのは釧路空港からクルマで1時間10分ほど、北海道の東に位置する阿寒摩周国立公園です。普段、保全のため立ち入りが制限されている森を、専門の資格を持ったガイドとともに巡る「不思議の森のトレッキングツアー」に参加してきました。
早速、森のなかに踏み入れると「トドマツ」や「エゾマツ」といった木々の間から光が差し込み、身体が目覚めていくのを感じました。森林にはCO2を吸って酸素を出し空気をきれいにする力があるため、森のなかに身を置くだけで身体が浄化されるのを体感できます。
この辺りにはボッケ(泥火山)と言われる温泉の源泉があるのですが、硫黄の匂いと白い煙が立ち込める沼地を木の棒で掘り起こすと、ボコボコと温泉が湧き出てきます。
地球の力強いエネルギーを感じることができます。
最後にタンチョウの生息地である鶴居村を訪れ、大空を羽ばたく美しいタンチョウの姿を眺めながら、充実した1日が終わりました。
――今後の展開・展望について教えてください。
今回、動画内で体験したツアーにご参加いただくことはもちろん、年間を通して、その時期だからこそ感じることができる感動、出会える動植物など、多くの魅力あるツアーがあります。また、今回の阿寒エリアだけではなく、広大な北海道は魅力ある地域の宝庫です。自分だけのとっておきの北海道を体験してください!
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
客室乗務員という仕事を通じて日本各地や海外を訪れる機会に恵まれ、若い頃はアクティビティ体験に挑戦することもありましたが、年齢や体力の変化とともに新しいことにチャレンジすることに保守的になっている自分がいました。今回、ツアーに参加することで改めて挑戦したり、感動するには遅過ぎることはないのだと思い、心身ともにリフレッシュできました。自然の素晴らしさを体感するとともに、今までにないユニークな体験ができて、自分自身の内面が少し変わりました。
北海道の各地にはさまざまな魅力があります。ぜひ、皆さまにも北海道アドベンチャートラベルを体験にお越しください。
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