JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
JALの国際線客室乗務員も挑戦！ クルーザー、e-bikeに乗って愛媛県・今治しまなみエリアの魅力発掘
2023年11月21日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており（現在は「JALふるさとプロジェクト」）、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、松山支店でインバウンド富裕層向けコンテンツに携わるJALふるさとアンバサダーの木村淳子さん。
――取り組みについて教えてください。
愛媛県・今治市しまなみエリア。日本人でも訪れたことがない人も多いのでは？ 日本航空・国際線客室乗務員がその魅力発掘のために立ち上がりました！ 瀬戸内しまなみリーディングとタッグを組み、観光庁助成金を活用したインバウンド向け富裕層向け観光コンテンツの高付加価値化事業に参画。普段は飛行機に乗っている私たちが、船に乗り、自転車に乗り、海に山に駆け巡り、魅力を発掘しました！
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
インバウンドに向けにちょっと贅沢な観光コンテンツを、国際線客室乗務員が自ら体験。豪華クルーザーに乗り、愛媛県で一番大きな島である大三島（おおみしま）のまわりをぐるりと海散歩。クルーザーでは常に背景が変わるので、映え写真がたくさん撮れるのです！ 船内では瀬戸内の食材を使ったフレンチフルコースも堪能。大三島ではe-bikeでアート巡りに挑戦。大三島にはなんと6つの美術館があるのをご存じですか？ さまざまなジャンルのアートが展示されているのを知っていましたか？ 女子旅にはたまらない魅力がいっぱいなのです。30km走りましたが、e-bikeなら島半周があっという間です。
――今後の展開・展望について教えてください。
瀬戸内しまなみリーディングは地域誘客（インバウンド含む）への取り組みを強化し、今後新たにツアー商品を世界に向けて販売開始します（2024年春までに順次予定）。
日本航空松山支店は異文化コミュニケーション研修・プライベートジェット手配など、さまざまなアセットを活用し、地域コンテンツの整備、高品質なガイド人財育成、プロモーションを地域の皆さまとともに行なってまいります。
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
しまなみの空は、なぜだかとても優しい。
穏やかな海。ぽこぽこと浮かぶ島々。
その島たちをつなぐしまなみ海道。
しまなみで船に乗れば、潮のかおりに包まれる。
しまなみでe-bikeに乗れば穏やかな海に囲まれた島々や、ずっと目に焼き付けたくなる風景が広がる。
しまなみに行かなければ、
出会えないものがある。
ぜひ、お越しください！
