週末駅弁
仙台駅「網焼き 牛タン弁当」
香ばしい牛タンと麦飯の絶妙なコラボを温めて味わえる
2015年5月8日 11:00
弁当名 | 「網焼き 牛たん弁当」 |
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価格 | 1050円 |
販売駅 | JR東日本 東北本線 仙台駅 |
購入場所 | 仙台駅 日本レストランエンタプライズ |
購入日 | 2015年4月25日 |
「仙台といえば?」「牛タン!」と即答する人も多いのではないでしょうか。そんな、名物の牛タンを使った駅弁が仙台駅にはいくつも売られています。その中から今回は、こばやしの「網焼き 牛タン弁当」を購入しました。選んだ理由は特になく、お店の人にお勧めを尋ねたら、この駅弁を提案されたので素直に購入した次第です。
いわゆる加熱機能付きの駅弁で、箱からしっぽのように伸びる黄色い糸を開封前に引っ張ることで、中のユニットが発熱。温かいお弁当を食べられる仕組みになっています。電子レンジとは違って、電車内や駅の休憩スペースなどでも、食べる直前に温められるこの仕組みはありがたいです。
ちなみに、注意書きには「5~6分待ってからアツアツをお召し上がり下さい」との記載がありますが、糸を引いた瞬間に急激に発熱し、手で持てないほどに熱くなります。5~6分という待ち時間は、十分に加熱するためではなく、発熱のピークを過ぎ、手にとって食べやすくなのに必要な時間のようです。
牛タンは“ビッシリ”というほどではなく、下のお米が見える程度の敷き詰めかたで、見た目のボリューム感はそれほどでもありませんが、男性の記者でも十分に満腹感を得られる、ほどよい量でした。
牛タンは、タレの風味を抑えて、お肉の風味を活かしたもの。「網焼き」の名の通り、食べたときに口の中に香ばしい風味が広がります。そして、牛タンの下から顔を覗かせているご飯が抜群に美味。宮城県産ひとめぼれのうるち米を使った麦飯で、麦の風味が牛タンの脂っぽさをほどよく中和してくれます。牛タンを引き立てるだけでなく、影の主役といってもよいほどの存在感を放っていました。