週末駅弁

「500系新幹線弁当」

陶器の器が可愛いくて食べた後も楽しめる

「500系新幹線弁当」
弁当名「500系新幹線弁当」
価格1200円
販売駅JR西日本 山陽新幹線 新神戸駅
購入場所東京駅 駅弁屋「祭」
購入日2015年4月12日

 「500系新幹線弁当」は、その名の通り山陽新幹線「500系」の形をした器に入った駅弁です。実は中身については深く考えず、見た瞬間に器が気に入って「器買い」してしまった駅弁です。

 購入場所は前回の「漬焼きサーモンいくら弁当」と同じく、東京駅の駅弁屋「祭」の「4月10日は駅弁の日 駅弁誕生130周年記念駅弁大会(http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/20150410_697256.html)」です。普段はJR西日本 山陽新幹線の新神戸駅などで売られているものです。

 この器ですが、500系新幹線の先頭から屋根にかけての青いストライプと車体部分のライトグレーというデザインをうまく活用しており、青い部分が蓋になっていて開きます。デフォルメながら500系の雰囲気をよく表現していて、これが思わず気に入って「器買い」してしまいました。運転席の窓に「こだま」で運用されている8輌編成の編成名である「V7」という文字が入っているのもポイントです。なお、器は陶器製で駅弁というよりは食器に近いものです。従ってこの駅弁を食べたあとの器は持ち帰るのが前提です。ちなみに、記者はこの器を小物入れとして活用しています。

500系新幹線のデザインをうまく活用しており、青い部分が蓋になっていて開きます

 中身は「播州百日どり」のバジル風味の蒸し鶏と唐揚げ、にんじんの輪切り、インゲン豆、その下に錦糸卵と海苔を乗せた白いご飯という構成です。器自体がそれほど大きくないので、量は少なめです。お茶碗1膳ほどのご飯におかずを乗せたという感じでしょうか。小さい子供ならちょうどいい量、大人の男性には少なめなので、他におかずなどを併せて購入するのがオススメです。味は薄めなので、軽食として食べるのもよいでしょう。

味は薄めなので、軽食として食べるのもよいでしょう

編集部:柴田 進