週末駅弁
宇都宮駅「岩下の新生姜とりめし」
2023年1月27日 11:30
駅弁発祥の地、宇都宮駅で駅弁を販売している松廼家(まつのや)は明治26年創業という老舗中の老舗。同じ栃木県で創業し「岩下の新生姜」でおなじみの岩下食品と松廼家のコラボ駅弁が今回紹介する「岩下の新生姜とりめし」です。
ちなみに岩下食品は明治32年創業。うっすらとピンクがかった岩下の新生姜まぜご飯の上に卵そぼろが乗っていて、なかには鶏そぼろが層になって入っています。ご飯はほんのりとした新生姜の味付けで、とてもやさしい感じ。ご飯の上に乗っている新生姜そのもの味とはコントラストがはっきりしています。
唐揚げの衣もさっぱりとした新生姜の味付けが個性的でとても美味しくいただけます。ちなみにこの唐揚げは結構大きく、しかも3つも入っていますのでこれだけでもなかなかのボリュームです。
大きな鳥つくねも肉々しい食感でボリュームがありますが新生姜入り油淋鶏ソースで味付けされていてさっぱりしています。うずらのたまごの岩下漬けは見た目はお菓子のようなピンク色ですが、味はかなり爽やかな感じ。なお、岩下漬けとは岩下の新生姜のピンクの着け液を使った浅漬けの通称だそうです。
ちなみに鶏はそぼろも、唐揚げも、つくねも栃木県産のいっこく野州どりを使用しています。まさに栃木づくし。付け合わせに人参の岩下漬け+くるみのマリネマスタード仕立てが添えられています。
ほんのりとしたピンクに染められたお弁当は全体的に爽やかさを感じる味付けで統一されています。栃木県の老舗・松廼家×岩下食品のコラボ弁当は、駅弁らしい地域性と個性的な味わい、そしてボリュームも十分なオススメのお弁当です。
「岩下の新生姜とりめし」
価格: 950円
販売駅: 宇都宮駅
購入場所: 松廼家(在来線改札内)
購入日: 2022年8月7日