週末駅弁

新潟駅「あがの姫牛VS越後もち豚」

「あがの姫牛VS越後もち豚」

 海産系、肉系ともに種類豊富な駅弁が購入できる新潟駅。今回紹介するのは、そんな新潟駅の肉系駅弁「あがの姫牛VS越後もち豚」です。

 あがの姫牛は漢字で書くと「阿賀野姫牛」。新潟県阿賀野市特産のブランド牛です。もち豚は新潟県内で生産されるブランド豚「越後もちぶた」のことで、新潟県の誇る2種類のブランド肉と新潟県産コシヒカリ米を楽しめる駅弁です。

あがの姫牛の牛丼と越後もちぶたの角煮・肉団子という牛、豚のハイブリッドな駅弁

 あがの姫牛は牛丼でいただきます。玉ねぎ、糸こんにゃく、ごぼうと煮た牛肉はオーソドックスな味付けながらポピュラーなチェーン店の味ともちょっと違う食堂の牛丼って感じ。胡麻も効いてます。このタレの味がうっすらついたご飯だけでも結構イケます。

 一方、越後もちぶたは角煮と甘酢あんかけの肉団子でいただきます。厚みがあり甘みのある脂身もとても美味しい角煮は非常に食べ応えがあります。

庶民的ながらちょっぴり贅沢な感じもするあがの姫牛の牛丼
越後もちぶたの角煮と甘酢あんかけの肉団子

 また、ご飯の上には錦糸玉子がふりかけてあり、さっぱりとした大根漬けもしっかり量があって、濃いめの味の角煮によく合っています。ご飯に角煮や肉団子の味が移っていなかったのでしっかりと白いご飯+おかず、という感じで楽しめました。

肉厚の角煮は脂身も美味しい
さっぱりとした大根漬けは濃い味付けの肉料理にピッタリ

 1つのパッケージに2つのタイプの肉料理が組み合わされた駅弁ですが、牛、豚ともにまったく違う味付けなので、まるで小さな別々のお弁当を2つ食べたような感じが楽しめる新潟づくしのお弁当でした。

「あがの姫牛VS越後もち豚」

価格: 1250円
販売駅: 新潟駅
購入場所: JR新潟駅 新幹線改札内 NewDays
購入日: 2021年9月10日