週末駅弁
「秋味満載」
彩り豊かな秋の味覚が口いっぱいに広がる目にも鮮やかな季節限定弁当
2020年10月2日 11:00
開けた瞬間に秋が感じられる駅弁が9月17日に発売されました。その名も「秋味満載」。モミジが舞う鮮やかなパッケージに心惹かれて購入を決めました。
包み紙にはモミジとともに「季節限定」の文字が踊り、美味しそうな中身と詳しい具材についてプリントされ、購買意欲が湧き上がってきます。容器にも秋色に色づいたイチョウとモミジが散りばめられ、手に取った瞬間からワクワクするデザインとなっています。
早速フタを開けると、彩どりの具材とともに2種類のご飯が目にとびこんできます。左手前から、松茸煮を乗せたきのこご飯、鮭フレークといくら醤油漬けがたっぷりのご飯です。まずはきのこごはんをほおばると、ふんわり松茸の香りが口いっぱいに。銀杏揚やほっくり仕上げた栗甘露煮とモミジ形の人参も華を添えます。続いて鮭フレークと醤油漬けのゾーンへ。こちらは鮭といくらの旨味、そして錦糸玉子の相乗効果でもう抜群。ちらし感覚でもりもりと口に運べます。
上段のぎっしり詰まった側も豪華な顔ぶれ。まずはサイドの煮物から。南瓜や人参、里芋と椎茸煮はしっかり味が染みており、じんわり食べやすい味付け。続くきのこと鮭入り玉子焼きは甘めで優しい箸休めに。合鴨ローススモークスライスが小ぶりながら噛むほどに旨味が出てきます。そして栗とくるみ入りさつま揚げで意外な組み合わせのよさにも気付かされました。
そして梅を使ってさっぱり仕上げたさんま梅煮。こちらは骨までやわらかく2個入りなのがうれしい。ジューシーな鶏照焼でご飯が恋しくなり、再びご飯をかきこむことに。ラストはデザートの大学芋を頬張り完食です。まさに美味しい秋がぎゅぎゅっと詰まった駅弁、味はお墨付きであるのはもちろんデコレーションもきれいですので旅の思い出の1枚にもぴったりです。