イベントレポート
【ツーリズムEXPO 2018】旅行会社ブースはVRを中心に趣向を凝らした体験型展示で旅の魅力をアピール
2018年9月22日 14:04
- 2018年9月20日~23日 開催
ツーリズムEXPOジャパン2018の東2ホールの入り口付近には、日本の主要な旅行会社がブースを構えている。
各社ともパックツアーの紹介をしているが、2020東京オリンピック・パラリンピックにスポンサーとして参加している企業は、それにまつわる展示を行なっている。また、最新技術を用いた旅行需要の掘り起こしや便利な旅程作成サービスも紹介していた。
JTB
JTBのブースの見どころは、VRを使った旅行への提案だ。「インタラクティブWEB VR」と名付けられたシステムは、360度の写真にプラスしてさまざまな情報を付加することができる。これにより“見てみたい”から“行ってみたい”への変化を演出すると同社のスタッフは語る。ブースには「サーフィンを体験する」「人力車を体験する」「葛飾北斎の絵画を楽しむ」「モネの絵画を楽しむ」といった4種類の実機が置かれており、自由に試すことができる。
そのほか、スマホにイラストマップを使って現在地を表示できる「Stroly」、特設ステージでのショーやセミナー、フェンシングの三宅諒選手の銀メダル展示など、見どころはたくさんある。
東武トップツアーズ
2020東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャル旅行サービスパートナーである同社は、オリンピックとパラリンピックで行なわれる競技を体験できるブースを用意している。
種目はアーチェリーとボッチャ。アーチェリーは弓に取り付けたスマホに的が表示され、仮想空間に矢を射る。ボッチャは車いすに乗りながら目標のボールに自分のボールを近づけた方が勝ちで、「地上のカーリング」とも言われている。
KNT-CTホールディングス
近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムを擁する同社は、2020東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャル旅行サービスパートナーを務める。ブースにおいては、北京オリンピック・ロンドンオリンピックの銀メダリストである太田雄貴氏と戦える「VRフェンシング」を体験できる。
H.I.S.
H.I.S.(エイチ・アイ・エス)では、制限時間内にパッドを叩いて絶景写真を集めるゲーム「ステキタビフォト!」が楽しめる。9月22日、23日の各日1位の方には同社の商品券「SKY」1万分がプレゼントされる。
また、画面に色々な地域の絶景が高速で映し出され、スマホで撮影した際に写った場所を提案する「お導きタビくじ!」の展示も行なわれている。ブースの中央には、同社にまつわるトリビアが掲示されており、意外な内容に驚くことだろう。
ナビタイムジャパン
こちらでは旅に便利なWebサイト「NAVITIME Travel」を紹介している。NAVITIME Travelは、行きたい場所の検索から移動手段の選択や移動時間の表示、宿泊施設の予約といった旅程プランが簡単に立てられるサービス。気が付いたら色々なWebサイトを行き来していたという煩わしさが解消されるのがメリットだ。
阪急交通社
阪急交通社は同社のパッケージツアーブランドである「トラピックス」を前面に押し出した展示になっている。CMに出演しているトラピ宣伝部長である渡辺直美さんの特大パネルがブースの随所に設置されており、一緒に撮影してSNSに指定のハッシュタグを付けて投稿することでプレゼントキャンペーンに応募することができる。