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WILLER TRAINS、京都丹後鉄道のダイヤ改正を3月26日に実施

「丹後あかまつ2号」での日帰り旅行時に天橋立滞在時間を拡大

2016年1月29日 発表

2016年3月26日 ダイヤ改正

 WILLER TRAINSは1月29日、京都丹後鉄道のダイヤ改正を3月26日に実施することを発表した。主な改正点は下記のとおりで、沿線住民の利便性と、丹後エリアの観光客増加を狙う。

「丹後あかまつ2号」の天橋立到着時刻を繰り上げ

 観光列車「丹後あかまつ2号」のダイヤ改正を行ない、天橋立への到着時刻を1時間強繰り上げる。これにより、天橋立から京都駅直通の最終直通特急「はしだて10号」乗車(現行ダイヤで天橋立18時48分発)までの時間が約3時間から約4時間へ拡大。城崎温泉を出たあとに丹後あかまつ2号を使って天橋立を訪問しやすくする。

(改正前)
豊岡駅(14時04分発)~天橋立駅(15時34分)~宮津駅(15時41分)~西舞鶴駅(16時23分)
(改正後)
豊岡駅(13時07分発)~天橋立駅(14時18分)~宮津駅(14時25分)~西舞鶴駅(15時20分)

宮舞線、宮豊線をデイタイムに1時間1本運行

 宮舞線(宮津駅~舞鶴駅)の西舞鶴駅~与謝野駅間の1往復、宮豊線(宮津駅~豊岡駅間)では13時台の西舞鶴行き列車を増設。これによりデイタイム(9時~18時)における列車の運行間隔を最大2時間から約1時間に短縮する。

宮福線の一部普通列車を快速列車に変更

 宮福線(宮津駅~福知山駅)では、福知山方面の普通列車2本、宮津方面普通列車1本を快速列車とし、等間隔運行に近づける。宮福線では14駅中5駅しか行き違いができないため、普通列車の運行時間が間延びする問題を改善する。

(編集部:多和田新也)