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JR西日本、受験生の合格祈願に100t以上のSLの滑りを止めた「すべり止めの砂」を配布

奈良駅、王寺駅、伊賀上野駅で1月7日より配布

2016年1月5日 発表

配布される「すべり止めの砂」

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、受験生への合格祈願として奈良駅と王寺駅、伊賀上野駅で「すべり止めの砂」を配布する。

2015年の奈良駅での配布の様子

 この砂は、かつて関西線を走行していた100t以上の重量のSL(蒸気機関車)が「加太越え」に代表される勾配を走る際に、車輪と線路のあいだに散布し、車輪が空回りしないよう「すべり止めの砂」として使用されたもの。配布される砂は、2015年の受験生から返却された“滑らせなかった”ご利益のあるものも混ぜ、奈良市内の神社で祈祷された験担ぎの「すべり止めの砂」となっている。配布する日程は以下のとおり。

奈良駅(改札付近):1月7日、8日 15時30分~19時30分、1月9日 9時30分~13時30分
王寺駅(中央改札付近):1月7日、8日 15時30分~19時30分、1月9日 9時30分~13時30分
伊賀上野駅(改札付近):1月7日、8日 7時30分~9時

(編集部:柴田 進)