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日本旅行業協会、「ジャパン・ツーリズム・アワード」募集について説明

7月定例会見より

2015年7月9日 開催

 JATA(日本旅行業協会)は7月9日に定例会見を開催。9月24日~27日に東京ビッグサイトで開催する「ツーリズムEXPOジャパン」の一環として行なわれる「ジャパン・ツーリズム・アワード」募集についての説明などを行なった。

ツーリズムEXPOジャパン推進室長 池田伸之氏

 ツーリズムEXPOジャパンは、“世界最大級 旅の祭典”という旅の展示会。航空会社や鉄道会社、地方自治体や各政府観光局など旅行関連企業・団体が多数出展ブースを構えるほか、観光に関するシンポジウムも行なわれる。

 2年目となる今年は、顕彰事業として「ジャパン・ツーリズム・アワード」を新設。定例会見では、ツーリズムEXPOジャパン推進室長 池田伸之氏が、アワードの募集について説明した。

 ジャパン・ツーリズム・アワードの表彰部門は、「地域マネジメント部門」「ツーリズム事業部門」「観光関連産業部門」「プロモーション部門」の4つを設置。それぞれ「国内・訪日領域(インバウンド)」「海外領域(アウトバウンド)」2つの領域および「国際領域(UNWTO部門賞)」について募集を行なう。募集は自薦・他薦を問わず実施し、観光に関する持続可能で優れた取り組みを表彰する。

 すでに募集は始まっており、応募締切は7月21日23時59分必着とのこと。応募にはツーリズムEXPOジャパンのWebサイトより応募書類をダウンロードし、必要書類とともに下記の宛先までメールする。募集要項の詳細についても、同Webサイトを参照のこと。

応募先:info@j-tourism-award.com

 結果公表・授賞式はツーリズムEXPOジャパン開催期間中の9月24日に行ない、その成果をWebサイトなどを通じて広く発信していくとしている。部門によっては個人でも応募可能なため、興味のある人は同Webサイトを確認していただきたい。

日本旅行業協会 法務・コンプライアンス室 室長 堀江眞一氏

 そのほか、募集型企画旅行契約約款等の個別認可申請についての説明が、日本旅行業協会 法務・コンプライアンス室 室長 堀江眞一氏から行なわれた。これは旅行業を営む会社向けの約款説明で、主に標準約款の変更に関するもの。JATAの会員企業に向けては、別途個別説明会を開催していく。

 9月のシルバーウィーク後に開催されるツーリズムEXPOジャパンへの準備が着々と進んでおり、インバウンドの拡大や国内観光の急回復など観光の話題が盛り上がる中、15万7589人を記録した昨年以上の盛り上がりが期待される。

(編集部:谷川 潔)