JR西日本、「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に289系を投入、381系を置き換え

「しらさぎ」として運行されていた「683系」を「289系」に型式変更。国鉄型の「381系」は順次置き換わり廃車になる予定

　JR西日本（西日本旅客鉄道）は、2015年3月まで名古屋駅～富山駅間の特急「しらさぎ」で使用されていた683系85両を「289系」に型式変更し、特急「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に投入すると発表した。これに伴い、現在運用されている381系は順次289系に置き換わる予定。289系の運転開始日や運用区間などは未定。

　289系は、特急「くろしお」用として39両（6両×5編成、3両×3編成）、「こうのとり」「きのさき」「はしだて」用として46両（4両×7編成、3両×6編成）を振り分ける。683系は直流区間と交流区間の両方を運用できる仕様のため交直両用の型式である600番台の型式となっていたが、直流のみの運用となるため200番台の型式に変更される。

【お詫びと訂正】記事初出時、381系の記述に関して誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。