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香港を「見る」から「感じる」旅へ。香港で新たなキャンペーン、公式インスタでプレゼントも
2026年10月19日 06:00
- 2026年10月15日 実施
香港政府観光局は10月15日、都内で旅行業界向けセミナーを開催し、先ごろ開始したグローバルキャンペーン「Only in Hong Kong(只在香港)」を紹介した。
香港を単なる「訪れて見る場所」ではなく、日常の活気や文化を「感じる街」と位置づけ、その魅力を紹介するもので、トレードマーケティングシニアマネージャーの佐伯道子氏は「香港を知ってもらうのではなく感じてもらうことが、香港をほかのどの都市とも違う存在にし、何度でも訪れたくなる都市に導く」とキャンペーンの狙いを語った。
キャンペーンでは香港ならではの魅力として「多様性」「躍動感」「コントラスト」「ワールドクラス」を軸に設定。香港を象徴する16色を活用し、香港らしい9種類のキービジュアルとともに訴求していく。
佐伯氏は「ユニークな瞬間を共有したいので、(写真の)時間と場所をビジュアル内に入れ込んだ。香港の日常のなかでの特別な時間を感じてほしい」とアピール。キービジュアルに関連した15秒のショート動画8本も作成したほか、中国の印章とネオンをモチーフにしたロゴも用意したことを説明した。
消費者向けには10月8日からソーシャルメディアやTVer、Google、Yahoo!などでキービジュアルを活用したデジタル広告を展開。このうちInstagram(@discoverhongkong.jp)では「旅スタイル診断プレゼントキャンペーン」を10月25日まで実施する。投稿に「いいね!」をつけ、香港の旅スタイル診断で出た結果をコメントした人のなかから抽選で10名に香港トラベルグッズ詰め合わせを贈呈する。
日本人旅行者の取り込みへ、テーマ別旅行やイベントを訴求
セミナーでは香港の旅行市場の現状と、今後のプロモーション展開についても説明した。佐伯氏によれば、香港の2026年1月から8月までの日本人渡航者数は前年比7.9%減の43万4491人。8月単月では25%減の3万7049人にとどまった。
これに対し、佐伯氏は中東問題などの世界情勢や円安、燃油の値上がりによる旅行費用の増加が原因と分析。ただし、「(燃油が下がった)9月のシルバーウィークは夏よりも予約が多かったという声を旅行会社から伺っている。9月の数字には期待したい」と語った。今年は「最低限でも、昨年と同レベルの日本人に香港に行ってほしい」という。
ターゲットについては昨年同様、14歳から45歳までのY~Z世代をメインとし、SNSなどを中心にプロモーションを展開する。今後はテーマ別旅行、イベント、パンダ・テーマパーク、MICEの4点にアプローチする。佐伯氏は「日本人を増やすためには香港をただ売るのでなく、充実した香港での滞在を提案する必要がある」との考えを語った。
特に強化したいというテーマ別旅行については、定番の香港ディズニーランドとグルメ以外にも多様な魅力があることを紹介していく方針だ。具体的にはオールドタウン・セントラルでの街歩きとして4つのテーマを設定。食文化や歴史的な街並みを体感できる「オールド・タウン・シグネチャーズ」、歴史を感じられる象徴的なランドマークや東西の融合を感じられる「オールド・タウン・レガシー」、食の名店を巡るグルメに焦点を当てた「ネイバーフッド・テイスト」、アートを巡る「アート&ソウル」を提案していく。
このほかセミナーではローカルグルメやユネスコ世界ジオパークに認定された西貢をはじめとした美しい自然、ハッピーバレー競馬場でレースのある水曜日の夜に開催される「ハッピー・ウエンズデー」などのテーマを紹介した。
また、イベントについては10月末まで初開催中の「ハロウィーン・マンス」や10月29日・11月1日に開催予定の食の祭典「香港ワイン&ダインフェスティバル」などを説明。佐伯氏は「開催期間は短いが、そのなかで貴重な体験ができるものを政府観光局としてもアピールし、販売を強化したい」と語った。



































