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豪華客船「ディズニー・イマジネーション」、船名発表会にキャプテンミッキー&ミニーも駆けつけた! 予約は就航半年前から

2026年10月14日 発表
ディズニー・クルーズライン・ジャパン1隻目の船名は「ディズニー・イマジネーション」に

 オリエンタルランド・クルーズは10月14日、日本初のディズニークルーズ「ディズニー・クルーズライン・ジャパン」に関する記者会見を「東京国際クルーズターミナル」で行なった。

 会見では、日本籍として国内最大級の規模を誇る豪華客船の名称を「ディズニー・イマジネーション(Disney Imagination)」号と発表。就航は2028年度後半(2029年春)を予定している。

「ディズニー・イマジネーション」は、ディズニーのストーリーテリングの中心に存在するイマジネーションの力に満ちた“夢と願い”の船。船名は、あらゆる世代のゲストにディズニーのイマジネーションを感じながら航海を楽しんでほしいという願いを込めている。

 船尾には、ディズニー映画「リトル・マーメイド」の主人公アリエルと宮廷音楽家のセバスチャンが船名を描く姿を飾る。

船名は「ディズニー・イマジネーション(Disney Imagination)」
東京国際クルーズターミナルからの乗船が可能となる

 会見には、東京ディズニーリゾートの運営を行なうオリエンタルランド 代表取締役会長(兼)CEOの髙野由美子氏が登壇。

「これまで大人がゆったりと楽しむイメージだったクルーズを、お子様からお年寄りまで誰もが主役になれるファミリーエンタテイメントクルーズへ。そんな新しい文化を根付かせるというOLCの挑戦は、2028年度後半の就航に向けて本日大きな一歩を踏み出します。この東京国際クルーズターミナルから私たちのクルーズ船がたくさんの笑顔を乗せて出発します。皆さまの旅の思い出が始まるこの場所で船名を発表できることを心から光栄に思います」と喜びと期待を語った。

 船尾のアリエルについては、「未知の世界へと踏み出す冒険心、尽きることのない好奇心、そして自らの夢を信じる心は船名に込めた想いと美しく重なる」と説明。

 さらに、「この船そのものが旅の目的となる新しいクルーズの楽しみ方を提供する」としており、具体的には、朝目覚めた瞬間から眠りにつくまで、途切れることなく続くディズニーの世界に加え、オリジナルの衣装に身をつつんだキャラクターたちのショーやアクティビティ、さらにバラエティに富んだ食事のほか、大人限定のエリアにプールやスパでのリラックスした時間などを挙げた。

株式会社オリエンタルランド 代表取締役会長(兼)CEO 髙野由美子氏
船名発表の前には、東京ディズニーリゾートの歴史を振り返った
映像とともに、金テープが舞い上がり船名が発表
船名は「ディズニー・イマジネーション(Disney Imagination)」
アリエルとセバスチャンのデコレーションを船尾に施す

 オリエンタルランド・クルーズ 代表取締役社長の椎葉亮太郎氏は、ディズニークルーズの特徴として日本におけるクルーズ市場のポテンシャルの高さについて言及。人口あたりのクルーズ利用者は、アメリカの5.9%に対して日本は0.2%に留まっていると指摘した。

 同時に、船が日本籍であることの重要性として、国内の港間の輸送が可能となることを挙げた。東京国際クルーズターミナルを拠点に2~3泊のショートクルーズを設定することで、日本国内の平均宿泊数(1.7泊)の範囲に収まり、身近な旅の延長としてクルーズが選ばれる理由になるという。

株式会社オリエンタルランド・クルーズ 代表取締役社長 椎葉亮太郎氏

 椎葉氏は、クルーズの優位性を「圧倒的没入感が環境として生み出せること」としたほか、「クルーズというレジャーが日本に定着してほしい」とも述べた。東京ディズニーランドが開業した際、テーマパークという概念は根付いていなかったが、現在は一般化している例を挙げ、クルーズが同様に浸透し、レジャーとして選ばれる存在になるよう尽力していくとした。

 船内設備に関しては、日本人ゲストに向けてバスタブをはじめ、ディズニーホテルの経営で得た利用者のニーズを反映しているという。食事の一例として、麺類などをカウンターやクイックサービスで提供するなどの案が出ているとのこと。

 さらに、日本ならではのお土産文化を考慮して、商品店舗を大きくするなど検討中と語った。勤務するキャストに関しては、日本人をはじめフィリピン人の採用ほか多国籍なハイブリッド型になるとのこと。

 造船の進捗状況に関しては、現地オフィスを構えたうえでディズニー本社と連携しながら、現在ドイツのマイヤー・ウェルフトにて進行中。この10月から船底部分の建造を開始しており、2028年秋にオリエンタルランドへ引渡し、2028年度後半に就航。なお、予約は就航の半年前からを予定しているとした。

日本市場におけるクルーズの伸び率について言及
ドイツに現地オフィスをかまえ、着々と造船が進行中だ

 このほか、ディズニー・シグニチャー・エクスペリエンス プレジデントのナターシャ・ラファルス氏は、ディズニークルーズを「家族が物語を描くための真っ白なキャンバス」と表現し、ディズニー・クルーズライン・オペレーション シニア・バイスプレジデント&ゼネラルマネージャーのトレーシー・ウィルソン氏は、「圧倒的なものになるのは間違いない。日本にディズニーの魔法を届けることに大きな期待を感じている」と話した。

ディズニー・シグニチャー・エクスペリエンス プレジデント ナターシャ・ラファルス氏
ディズニー・クルーズライン・オペレーション シニア・バイスプレジデント&ゼネラルマネージャー トレーシー・ウィルソン氏

キャプテンミッキー&ミニーが登場。クルーズを象徴するコスチュームでアピール

 会見には、ディズニークルーズの象徴的存在・キャプテン姿のミッキーマウスとミニーマウスが登場。ディズニー・クルーズライン・ジャパンが手がける豪華客船の旅をアピールした。

 ミッキーマウスは、船長らしいキリッとしたブルーの制服にホワイトのパンツと船長帽姿。ミニーマウスは、レッドのジャケットにホワイトのパンツ。エンブレムカラーの異なる船長帽を被っていた。

キャプテン姿のミッキーマウスとミニーマウスが登場
「ディズニー・イマジネーション」をアピール

日本初のディズニーライン。国内最大級規模を誇る客船概要をおさらい

「ディズニー・イマジネーション」は、日本初のディズニークルーズ。日本籍(予定)としては国内最大級の規模である総トン数約14万トンを誇る。客船は、2022年就航の客船「ディズニー・ウィッシュ」をベースに一部を日本向けにアレンジする。

 客室数約1250室。乗客定員は約4000人。乗組員は約1500人。投資額は船体2900億円、予備費400億円(為替は165円/ユーロ、155円/ドル想定)。2028年度に就航し、2029年度には通年稼働を予定する。

 船上や船内では、ディズニーならではのアクティビティやエンターテイメントを提供。さまざまなグレード・タイプの客室やバリエーションに富んだダイニングを用意するほか、ホスピタリティあふれるサービスが船旅をサポートするという。

ディズニー・クルーズライン・ジャパン「ディズニー・イマジネーション」概要

就航予定: 2028年度後半(2029年春)
投資額: 船体2900億円/予備費400億円(※為替は165円/ユーロ、155円/ドル想定)
船籍: 日本(予定)
船体: 2022年に就航した客船「ディズニー・ウィッシュ」をベースに一部日本向けにアレンジ
総トン数: 約14万トン
全長: 約340m
客室数: 約1250室
乗客定員: 約4000人
乗組員: 約1500人
造船所: MEYER WERFT GmbH(ドイツ)

現時点での就航プラン(予定)

発着港: 東京国際クルーズターミナル
航海日数: 2~4泊程度
単価: 10~30万円台(1航海あたり1名/最も多い客室タイプの価格)
ターゲット: ファミリー、若者層、訪日外国人旅行客