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JMETSの練習船「日本丸」を川崎港で見てきた! 甲板に上がれるレアな一般公開は明日まで

2026年10月10日~11日 公開
川崎港に近づく海技教育機構(JMETS)の練習船「日本丸」

 海技教育機構(JMETS)の練習船「日本丸」が、10月10日~11日に川崎港で開催中の「第53回川崎みなと祭り」で一般公開を行なっている。これに先立って、着岸する様子やデッキが報道に報道に公開された。JMETSは船員の養成を行なう機関だ。

 この日本丸は、2代目として1984年に就航した練習船。初代の日本丸は引退し、横浜のみなとみらい地区で保存・公開されている。船種は帆船となっているが、近年は帆を張らずに実習を行なっているとのことだ。この一般公開でも、帆を張らない状態での公開となっている。今回の10月1日からの航海では、各地区の専門学校生の実習生78名、職員と乗組員が39名搭乗している。うち女子実習生が17名いる。

川崎港に日本丸が近づいてきた。
岸壁では作業員が待機中
川崎港に入港する日本丸
甲板に実習生の姿が見える
ブリッジには船長の姿も
ラインボートがロープ(係船索)を受け取る
そのロープをラインボートから岸壁の作業員がビットに固定
タグボートが岸壁に日本丸を押す
船首側のロープも同じようにラインボートが岸壁にロープを渡す
実習生にロープを巻き取る指示を出している
ほぼ接岸した
ネズミよけのガードに猫の絵が
舷梯(タラップ)の取り付け。公開日には2本設置するとのこと
船首像は「藍青(らんじょう)」という名前で、女神が合掌している
マストのヤード(横の帆げた)の向きをまっすぐにするため実習生がロープ引いている
左がまっすぐで、右が少し傾いたヤード
川崎港に着岸した日本丸

 公開日には、実際に甲板にも上がることができる。実習生も要所に立って安全確保をしてくれるそうだ。質問などあれば、声をかければ分かる範囲で答えてもくれるとのこと。船橋(操舵室)の見学ができたが、この場所は公開日に上がることはできないとのこと。

 関東近郊で日本丸が一般公開されることはめずらしく、2019年11月に大洗港で公開して以来になる。このあとは東京、神戸、宇野と寄港していき、11月の門司港では「北九州港開港記念イベント」にて公開する予定になっている。

甲板上で船首に向かって見ている
甲板上で船首から船尾に向かって見ている。分かりにくいが驚くほど傾斜が強い
船首に突き出したバウスプリッド
巻き取った係船索
ロープを巻き取るためのウインチ。棒を取り付けて手動で回す
上部にある銘板
前方のフォアマストを見上げたところ
帆を上げるには、ここを登っていく
後方のジガーマスト
艦橋部を後ろから見たところ
艦橋の階段は恐ろしいほど急傾斜。ほぼハシゴ
艦橋内。いわゆる操舵室だ
舵を操作する操舵装置
スロットルレバーなどでエンジンをコントロールする
レーダーが左右に2台
ジャイロコンパス
ここはのぞくとマグネットコンパスが見えるとのこと
デジタル海図モニターと無線機。日本丸の信号符号「JFMC」のパネルがある
国際信号旗が天井近くに収納されている
今回実際に使われた川崎港の海図
海図室。同じ机が向かい合わせでもう1つある
鐘がある
この下にはディーゼルエンジンが備え付けられている
船尾には舵輪がある
帆を上げているときには、こちらで手動操縦する
マグネットコンパス
のぞくとコンパスが見える
救命ボート。オールで漕ぐ訓練にも使われるとのこと
船長 長谷川恭通氏(左)と三等航海士 山口芽依氏(右)。「日本丸は今年で43歳になります。こういった船はなかなか見ることができません。川崎港に帆船が入港することもめずらしいですので、ぜひ皆さんで見に来ていただければと思います」(長谷川船長)