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ユニクロ、2026春夏は「着るUVカット」強化。猛暑対策パーカからクレア監修サングラスまで注目の新作&トレンドまとめ
2026年2月3日 20:45
- 2026年2月3日 発表
ユニクロは2月3日、東京・六本木のファーストリテイリンググループショールームで2026年春夏展示会を開催した。
今季は「ニューカラー」「ニューシルエット」をテーマに掲げ、新しい色使いと上下ボリュームの対比をアクセントにしたスタイリングを提案していく。また、機能性とデザイン性の両立をさらに強化した「UVカット機能」アイテムを拡充する。
まずニューカラーについて、同社のグローバル マーチャンダイザー部 ウィメンズ 部長の中野正海氏によると「今年は色のニーズが戻ってきている」傾向で、これを受けてパステルピンクやベージュ、薄いブルーといった優しい色合いを用いたサマーニットやシャツを豊富にラインアップ。また、昨年の秋冬から続く「赤」もポイントカラーとして継続しつつ、今季はスポーティなウェアにもパステルカラーを取り入れるなど、色のバリエーションを広げたのが特徴という。
ニューシルエットについては、上下のボリューム感にメリハリをつける「シルエットの対比」をキーワードに、コンパクトなトップス×ボリュームのあるボトムス、あるいはその逆を組み合わせたスタイルを提案。昨年に続きボリュームのあるパンツやスカートを展開する一方で、新たにキュロットやショートパンツなども投入していく。
なかでも今季、もっとも力を入れているのが「UVカット機能」アイテム。世界的な猛暑や紫外線への意識の高まりを背景に、22年の歴史を持つ“ユニクロの着るUVカット”を改めて世界にアピールする方針という。パーカ類はいずれもUPF50+(紫外線を90%以上カット)という高い基準で展開。糸や生地の原料段階から開発することで、高い遮蔽率を実現した。
目玉商品は、ウィメンズの「ウルトラストレッチエアリズムUVカットフルジップパーカ」(2990円)。これは、汗をかいてもサラッとした肌触りが特徴の「エアリズム」の糸自体にUVカット原料を練り込み加工した新素材アイテム。ボリュームパンツに合わせやすいコンパクト(スリムフィット)なデザインを採用していて、トレンドの“ニューシルエット”が映えるパーカだ。
スリムフィットであっても着心地は損なわないよう、360度方向に伸びる高いストレッチ性を持たせている。また、首元をガードするスタンドネックや手の甲・指まで隠れるサムホール付きの袖口も特徴となっている。さらにフードはバイザー(つば)が付いているため、深く被れてずれ落ちにくく、日射しをしっかりよけつつスポーティな印象を与える。
また、昨年も販売していた撥水加工の軽量パーカ「ポケッタブル UVカットパーカ」は機能をアップデートし、「ポケッタブル UVカットパーカ/NANODESIGN」(3990円)として新発売。東レが開発した「NANODESIGN」を採用して撥水性を向上させたほか、顔まわりもカバーできる前ツバ付きのフード、レジャーに携帯できる収納袋が備わるのもポイントだ。
このほか、エアリズム素材に接触冷感機能が付いたウィメンズの「エアリズム UVカットメッシュフルジップパーカ」(2990円)も昨年に続いて売り出していく。
ユニクロではUVカット機能が付いたカーディガンも定番人気だが、今季はUPF25の「UVカットクルーネックカーディガン」(2990円)に新たな色柄(首まわりと前立てに差し色が入ったオフホワイトとネイビー)が追加。なめらかな肌触りのコットンレーヨン素材で、洗濯機で洗えるケアのしやすさが特徴。電車内やオフィスでの冷房対策としても気軽に羽織れるアイテムとなっている。
そしてUVカットパーカ、UVカットカーディガンとともに主力商品に位置付けているのが、意外にも「サングラス」。ユニクロではこれまでもサングラスを展開してきたが、その認知度は低い。今回、UVカット機能アイテムを強化するにあたり、サングラスでは初めて「UNIQLO:C」のデザイナー、クレア・ワイト・ケラー氏に1本1本監修を依頼。今年は「ユニクロのサングラス元年」と宣言するほど、デザイン性を格段に向上させた。
ラインアップは、定番人気のラウンド・オーバル・ボストン・ウェリントン・スクエアに加えて、トレンドのナロー・ワイド、アウトドア&スポーツ向けの偏光レンズタイプなど、全18型(うち2型はUNIQLO:C、各2490円)。欧米とアジア、それぞれの骨格に合うよう作っている(クリングスの高さや幅のスペックを変えている)ので、国内店舗には日本人が気兼ねなく使えるデザインが揃っている。機能面ではいずれもUVカット99%、くもり止め、ブルーライト約25%低減などを搭載している。
中野氏によれば、ヨーロッパでは紫外線から守りたい部位1位が“目”とされ、9割以上が毎日サングラスを使用する一方、日本ではサングラスの利用率が5割以下にとどまるという。そんな現状を変え、目を守る“ユニクロのライフウェア”としての定着を狙っていく。
また、昨シーズン初登場した日傘もアップデートを行ない、「UVカットコンパクトアンブレラ遮熱/親骨55cm」(2990円)として新発売。太陽からの熱を軽減させる遮熱機能付きで、UVカット率は約99%(UPF50+)、遮光率は約99.9%。利用者からの“ダメ出し”を受けて、骨組みと生地を変更して重量300gから220gへ軽量化したほか、取っ手は細長く持ちやすい形状に改良し、耐風性も風速5mから10mへアップしている。持ち運びに便利な収納袋も備わる。
このほか注目したいのが、素材からこだわり抜いた「ジーンズ」。ユニクロというとベーシックなストレートジーンズが根強い人気だが、今ボリューム感のある「バギーカーブジーンズ」(ウィメンズ)が世界的ヒットを博している。これを受け、今季は新たにコットン100%で生地しっかりめの「JWAバギージーンズ」(ウィメンズ)と「バギージーンズ」(メンズ)を加えた全3種類をラインアップする。価格はいずれも4990円。3種類ともアメリカの専門チームが素材開発からダメージのデザインまで一貫して手掛けている。
このうちバギーカーブジーンズは、コットン+リヨセル20%混の黄金比率で実現した既存のジーンズにはない“ドレープ感”が特徴。カーブの形状やボリュームを保ちつつ、スウェット感覚でなめらかに着られる1本だ。男性がウィメンズを、女性がメンズを着るといったジェンダーレスな着こなしも引き続き人気となっている。
全体的なコーディネイトでは、カジュアルでありながらきちんとした印象を与える「プレッピースタイル」やリラックス感のある「リゾートスタイル」の着こなしが引き続きトレンド傾向にあるという。
涼しく着られるエアリズムやドライEX、UVカットといったユニクロ独自素材の機能性アイテムでバッチリ対策しつつ、春夏のお出かけファッションを楽しみたい。
今回紹介した2026年春夏商品は一部発売済であり、フルラインアップは3月中旬から店頭に並ぶ予定とのこと。










































