名鉄、車椅子利用者の乗降・多言語での問い合わせに専用ダイヤル新設。各駅の電話番号は順次公開終了へ

11月からの問い合わせ番号

　名古屋鉄道は、電話による問い合わせサービスとして「駅での乗降お手伝いのお問い合わせ」「多言語ご案内のお問い合わせ」を11月1日に開設する。

「駅での乗降お手伝いのお問い合わせ」（0570-55-0155）は、車椅子の利用者など乗降に係員の介助が必要な場合に、事前連絡を一括して受け付ける電話窓口。これまでは利用区間に対応する主要駅で受け付けていたが、連絡先を統一することで分かりやすさの向上を図る。対応時間は6時～23時。

「多言語ご案内のお問い合わせ」（0570-00-1270）は、外部のオペレーターを介して多言語で問い合わせを受け付けるサービス。電話に加え、無人駅などに設置しているインターホンでも提供する。対応時間は9時～18時で、英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語に常時対応するほか、時間や曜日を限ってタイ語・ベトナム語・タガログ語・インドネシア語・ネパ―ル語・ヒンディー語・フランス語・ロシア語でも対応する。

　なお上記サービスの展開により、各駅の電話番号は2026年3月ごろにかけて順次公開を終了するとしている。総合的に案内や要望受付を行なう「名鉄お客さまサポートセンター」（0570-02-5151）は引き続き設置する。

「多言語ご案内のお問い合わせ」は外部のオペレーターが通訳を担当