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アルペン×コールマンのコラボ第4弾、広々2ルームテントの「グレー」モデル発売決定。圧迫感を感じない理由とは?
2025年7月3日 10:00
- 2025年7月18日 発売
スポーツ・アウトドア用品販売のアルペンは、プライベートブランド「アルペンアウトドアーズ」から、コールマンと共同開発商品したファミリーテントを7月18日に発売する。両社によるコラボレーションは2021年にはじまり、今回が第4弾。
新製品は2ルームテントの定番モデル「タフ2ルームDX/3025」の限定カラー「グレー」モデル。限定600張で全国のアルペンアウトドアーズ店舗のほかスポーツデポ、アルペン、公式オンラインストアで取り扱う。また、同時に2024年の限定モデル「タフスクリーン2ルームエアーLDX」(色:デザートサンド)も復刻して再販。こちらは700張限定となる。
発表に先立って旗艦店舗「Alpen TOKYO」(東京都新宿区新宿3-23-7)において報道向けの展示会が開催され、ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部 営業本部 セールスグループ アドバイザリースタッフの越田大介氏が説明を行なった。
タフ2ルームDX/3025(グレー)
2024年にコールマンが発売した「グレージュ」カラーを、アルペン限定のグレーに変更したモデル。
広々としたリビングスペースと寝室(インナーテント)が一体となった2ルーム構造で、寝室は型番が示すように3.0×2.5mと大人4人が就寝することができるスペースを確保。機能面では日差しを遮るルーフフライシートを装備するほか、風や雨の侵入を防ぐフルスカートも標準装備している。
このフルスカートは「冷たい風を防ぐという機能以外にも雨が激しくなったときに下から雨の跳ね返りが中に入ってこなかったり、熱い時期だと虫の侵入もかなり軽減できる」半面、「下からの通気性は若干落ちる」装備。そのため「ちょっと肌寒い季節とか、12月の前半とかまでキャンプやってみようかというお客さまに向けた商品」と説明した。
居住性の面ではタフスクリーン2ルームが設営に5本のポールを使うのに対し、こちらは前側に1本追加し計6本とすることでエントランス部分をより高く設定することでリビングへのアクセスを向上。さらに寝室は一般的には天井に向かって狭くなる台形となるが、長方形に近い形状とすることで「大人が4人寝ていただいても端の人もあんまり圧迫感を感じない」と快適さの秘密を明かした。
また、リビング、寝室の計3か所に電動のファンベンチレーション(別売り)を装着するスペースを用意しており、送風や換気をすることで快適に過ごせると述べた。
価格: 9万8780円
限定数: 600
定員: 4~5名
本体サイズ: 約320×640×205cm
インナーサイズ: 約300×250×170cm
重量: 約18kg
耐水圧: フライ 約2000mm、フロア 約2000mm
仕様: キャノピー、コード引き出し口、ランタンハンガー、メッシュドア、ベンチレーション、ストームガード、メッシュポケット、サイドウィンドウ、吊り下げ式インナーテント
付属品: ルーフフライ、キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
タフスクリーン2ルームエアー/LDX+(デザートサンド)
昨年発売され瞬く間に完売となったモデルで「通気性と遮光性に特化した」のが特徴。その秘密がコールマン独自の「ダークルームテクノロジー」で、テントの上に装着されるルーフフライシートの遮光率は90%以上、UVも99%カットを実現する。
また、寝室部分は横窓もメッシュとすることで通気性を確保するとともに解放感もアップしている。その一方で「全部締め切ってしまえば真っ暗になるので、この時期だと朝4時ぐらいから明るくなりますけど、それを自分で調整できるのがこのダークルームテクノロジーのいいところだと思います」とアピールした。
価格: 11万9900円
限定数: 700
定員: 4~5名
本体サイズ: 約610×365×220cm
インナーサイズ: 約300×250×185cm
重量: 約21kg
耐水圧: フロア 約2000mm、ルーフフライ 約3000mm
仕様: キャノピー、コード引き出し口、ランタンハンガー、メッシュドア、ベンチレーション、ストームガード、メッシュポケット、サイドウィンドウ、吊り下げ式インナーテント
付属品: ルーフフライ、キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ